デザイン

鉛筆デッサンの描き方「影の付け方」めちゃ基本!

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手前味噌ですが、今年息子が絵の大学に合格し、現在ひたすら絵画やデザインの勉強をしています。そんな彼も高校時代は山岳部で3年時にはインターハイに出場するほどの体育会系でした。

2年の夏から急に絵の方に進みたいと言い出して猛勉強、美術部と山岳部の二股をかけて、受験で必須の鉛筆による構成デッサンをし始めました。

画塾にも行きましたが、たった一年で美大に通ったのはセンスと努力もあるでしょうが、「影の付け方・線の重ね方など鉛筆デッサンのポイント」を攻めていった結果ではないかと思います。

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受験まで数ヶ月、画塾でのデッサン。(レタリング・空き缶など幾何学的なものは狂いが目立ちやすいですね。見えない部分も描いていくと狂い・歪みが見えてくるんだけど。)

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こちらが、構成デッサンの練習課題の一枚(まだまだ、金属感など素材感がもう一つ。パースが甘いですが)空間にモチーフを自由に組み合わせ、構成しているので地面の影はありません。

今日は、鉛筆(木炭)デッサン・イラストを描く上でで誰もが悩む影の付け方についてまとめてみました。




なぜ影がうまく描けないのか?

「下絵まではよかったんだけど色を塗り始めると、いつも失敗してしまう」「まるで塗り絵で、立体感がない絵になってしまう」なんて経験はありませんか?そもそも、どうして影の付け方って難しいのでしょうか?

その原因を想像してみますと、

 1、小学校で教わっていないから
小学校の先生はオールマイティですが、中学の美術の先生と比較するとどうしても絵の知識と技術と専門性にかけてしまいます。描けないものを説明するのは難しいものです。

2、光源(蛍光灯)がいっぱいあるから
教室の明かりは外の明るさと天井の蛍光灯のあかりと幾つも光源がありすぎます。そのせいで、影が複雑に入り組んで影が見えにくいのかもしれません。

4、描きこんでないのでは?
水彩画など、下絵の段階である程度陰影を描き込んでいないと、立体感を出すのが難しいでしょう。
デッサンの場合は、描き込み不足。特に強い陰影がないとコントラストがなく、平面的になってしまいます。

「陰」と「影」の違いって?

影の付け方を理解し、描くためにまず、「陰」と「影」の違いを知っておきましょう。
、どちらも「かげ」と読みますが、この違いがわかりますか?

陰は「山陰」「日陰」「木陰」「物陰」など物に遮られて光が当たらないところになります。物の中の暗い部分。

一方、影とは「人影」「影法師」など物が光を遮って、光源と反対側にできる黒い像のこと。地面にうつる影ぼうし

つまり、陰影には物体自体によって暗くなる「陰」とそれが地面に映ってできる「影」「影ぼうし」の二通りあるということです。この二つの「かげ」を描き分けることで、奥行と立体感のある絵を描くことができるのです。

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影の付け方の基本

印象派の作家セザンヌは自然界にあるものは全て、立方体や球、直方体など幾何学図形に置き換えることができると言っています。

複雑に入り組んでいる凹凸(おうとつ)を一度単純な図形に置き換えてみると、その光と陰影との関係がつかめるようになります。要は光と物体を大まかに捉えてみましょう!

1、光を頭の中で限定してみる

蛍光灯の光ってたくさん光源があるんですよね。光を意識して、頭の中で光源を一つに絞ってみます。

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注目するところは、球体の一番端が暗いのではないということ。

陰の中のぼんやりした部分があります。
地面の反射で陰の中にうっすら明るくなります。
一旦描き込んだ後でここだけ、指か何かで擦ります。これで、奥に続く回り込みを表現できます。

人物の陰など、このぼんやりした影を描きくことにより、立体感がでてきます。

2、影の濃さを段階に分けてみる

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光が物体に当たると、一番明るい面、二番目に明るい面、光と反対の面、地面にうつる影を描き分けることで初めて立体感が表現できます。

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おわりに

大人の塗り絵という本が爆発的に売れているらしいですね。何も考えずにただ直感で塗ることだけに没頭し、まるで禅のような無の境地に達する感覚だそうです。

塗り絵と言っても色鉛筆だけじゃなく、カラーペンや水彩えのぐ、水彩色鉛筆など道具も様々なようです。

絵画やイラストを描く上で、影の付け方を習得するためにはまずは鉛筆・木炭などのモノクロのデッサンがわかりやすいと思います。

もう一度おさらいすると、

1、光と影の関係を意識すること。

2、複雑なものも単純な形の組み合わせということを理解すること。

この二つのポイントに注意しながら、描いていけば、基本は十分だと思います。

また、基本の陰影が理解できると、色彩をつけていく時に更にその表現方法が高まっていくでしょう。

最後に絵の上手い人はいくらでもいます。それプラス自分の訴えたいこととか、表現したいものを追求するのが、芸術の目的です。それまで、ひたすら描いて身につけるしか近道はありません。

セザンヌではありませんが、自然の風景を写真の如く全てを描くのではなく、自分の中である程度単純化(取捨選択)して、描きたいものに的を絞って描くと、見る人にその意思が伝わってくるのではないかと思います。

追伸

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