先日かかりつけの歯医者でついに抜歯をしてもらいました。これで3本目の抜歯になります。
以前から気になっていた口臭は歯が折れる「歯根破折」が原因で、もうつながらないという判断から抜歯という最後の手段に及びました。
二度と生えてこない永久歯、負担をかけずにメンテナンスしていくことが、長く使っていくために必要なことだと今回の抜歯から学びました。
今日は歯が折れた原因とその対策、抜歯の状況についてまとめてみました。
口臭の原因
ここ1年くらい口臭が気になっていて、歯磨きや歯間ブラシでのお手入れなどこまめにしていました。
でもなかなか改善されず、人前で話をしづらくなってきたので、歯医者に行ったら、なんと銀歯を被せている歯が根元から折れていたのです。
歯根破折ということでした。どうやらこの折れた歯が臭いの原因だったようです。
この並びに3個の抜歯した歯があります。赤い部分が抜歯した歯です。
半分で頑張っていた歯もありました。少なくなっていけば、更に噛む負担が残りの歯にかかってきます。いずれ入れ歯になるでしょうと先生。
ついでに他の口臭の原因をしらべてみました。次のようなものが挙げられます。
虫歯
歯磨き後にすすぎすぎるとせっかくのフッ素を洗い流してしまいます。すすぎは1回くらいでOK。
歯根破折:歯の折れ
私の場合2回経験しました。どちらも口臭が気になり発覚。お肉などを噛むと力が入らず、軽い痛みを覚え、反対の歯を使うようになっていました。
抗生剤を飲んで、折れた歯同士がつながるのに期待しましたが、回復せずに結局2本とも抜歯しました。
歯周病・歯肉炎
毎食後のブラッシングやフロス、歯間ブラシなどで適度な刺激を与えることが肝心のようです。
腸内の悪玉菌
悪玉菌が増えすぎると、ガスが発生し、ビフィズス菌やケフィアなどの乳酸菌を増やし、腸内環境を正常に保つこと。
舌苔
意外と舌はメンテナンスを怠りがちになります。SMAPも言ってましたが、アイドルは舌を歯ブラシで磨くことを先輩に教わるそうです。歯磨き後の洗口液もいいでしょう。
歯が折れた原因
一番の原因は歯の酷使だと思います。金属を被せているのに硬いものをガリガリと考えもなしに食べていたのがいけなかったと思います。
特にいけなかったのが、梅干の種。数回梅干の種が歯で割るか歯の強さ比べをしていました。まさか歯が折れるとは思いもしませんでした。
歯に必要以上の負担をかけてしまっていたのですね。梅干の種割りの自慢とかけがえのない自分の歯との交換はあまりにも対価が違いすぎました。
抜歯後の状況
歯の大きさにもよりますが、数日は出血が続くこともあります。せっかく傷口が塞がってきているのに、舌で血を引き出すのは止めましょう。
肝心なのは清潔に保つこと。1週間くらいは洗口液などで口を清潔に保ちましょう。
最近の洗口液はインフルエンザなどにも効果があると聞きました。ついでに喉のうがいもしておきましよう。
おわりに
年をとってくると骨と一緒で歯の組織も老朽化し、もろくなってきます。おまけに虫歯が進行してくることで、歯がボロボロになってしまいます。
若い人でも過度なダイエットのしすぎや食生活の偏りのせいで、体に必要なミネラルやビタミンが不足し、もろくなってきます。
その上、硬いものをガンガン食べていけば当然歯に負担がかかり折れたり、欠けたりしてしまいます。
インプラントなど目が飛び出るような高価な歯もありますが、できたら高齢者になるまで自分の歯で美味しいものを食べていきたいと思います。
そのためにも目や耳、内蔵など自分の体を常に気遣い、できるだけ負担をかけないようにしていくことが、長く使っていくために必要なことだと今回の抜歯をして痛切に感じました。
みなさんもどうぞ、抜く前に大事にしていきましょう!
PS. 抜歯後1週間経ちました。抗生物質の薬を飲んだので、可能することもありませんでした。
大事な歯がまた1本無くなってしまいましたが、気になっていた口臭が見事なくなりました。
これからも大事な歯のメンテナンスのためにも定期的に歯医者に行って、1本でも自分の歯を長持ちさせていきたいと思います。