毎年暮れに行う大掃除ですが、年賀状などで忙しく、ついつい雑になってしまうのではないでしょうか?

そんな時こそ、家族みんなで取り組んでみましょう!家を家族みんなできれいにすることで、普段できないような会話も生まれてくるはずです。

「子供は勉強するのが仕事」と言ってましたが、家に住んでいる以上、役割を分担して働くことは、将来の社会生活においても重要なことだと思います。

今日は、大掃除の前に気になる洗面所やお風呂の排水口などの水回りや換気扇、網戸、キーボードの詰まりの解消法についてまとめてみました。

排水口の詰まり解消

洗面所の排水口には髪の毛や痰や皮膚のたんぱく質などがこびりついて詰まってしまいます。ひどくなると悪臭の原因にもなりますので、定期的に楽しく掃除していきましょう。

用意するもの:ストローとハサミ

ストローの長い方の先をハサミで髪の毛が引っかかるように鋭角に切込を入れていきます。排水パイプの曲がり角まで届けばOKです。

パイプの内側のヌメリ・ヘドロなども掻き出してしまいましょう。ストローを落としてつまらせないようにしてください。

お風呂の排水口はストローの短い方の先をハサミで鋭角に切込を入れていきます。
ストラップを外して、ストローを360度回しながら詰まったものを引き出していきます。

回転ドラム式換気扇

換気扇の回転ドラムは羽が多くほっておくと油が幾重にも重なり空気を吸い込まなくなってしまいます。

換気扇が空気を吸いこまなくなると、油をふくんだ煙などが部屋中に漂い、壁や天井、台所の家電などに付着することになり、結果しなくてもいいお掃除の量が増えていまいます。

目安は1年に一度のお掃除が油の層を増やさずに効果的になります。

用意するもの:60°Cのお湯、中性洗剤、ビニール袋(2重)、ダンボール箱

程よい大きさのダンボールにビニール袋を二重に敷きます。

取り外した 回転ドラムと留め金具を入れて、60°Cのお湯と中性洗剤を入れて混ぜます。

ビニールをゴムでしばり、ダンボールの蓋を閉めて30分くらい放置します。

ダンボールの保温効果より温水が冷めにくく、油が落ちやすくなります。

仕上げに歯ブラシなどで角に残った油を取り除きます。お湯は重量がありますので、あらかじめダンボールの角を少し切ったところからハサミで破り、捨てます。

庭などがあれば、外でするのがいいでしょうが、マンションなどでは、あらかじめシンクに45℃くらいのお湯を張ったところに捨てると、シンク自体が汚れなくて済みます。三角コーナで汚れを濾過してもいいでしょう。

頑固な油の層の場合、一度柔らかくなったところで、プラスチックのカードで丁寧に除去します。その後、もう一度保温作業を繰り返します。

シャワーヘッド:クエン酸かお酢に付けおきしてからブラシで洗います。

網戸の目詰まり

最近の網戸は網目が細かくなっているので、外や家の中からのホコリで目が詰まりやすくなります。

内側に新聞紙をテープで貼りつけます。外から掃除機の先をブラシに替え、吸い取ります。

その後、水と洗剤を混ぜ、含ませたスポンジで洗いますが、この時上からしていってはいけません。水が垂れてしまい、洗いムラができてしまうからです。

必ず下からスポンジで洗っていくと、下部は既に濡れているので、ムラになりにくくなります。最後に雑巾で拭き取りながら、すすいで終了です。

パソコンのキーボードの詰まり解消

  1. 電源を抜き、バッテリー・USBコードを外します。
  2. 掃除機の先をブラシタイプに替え、大まかなホコリを吸い取ります。
  3. プラスチックの歯間ブラシを斜め45度に寝かして、押すようにしてキーボードの隙間の綿ホコリをかき集めていきます。
  4. 専用の濡れタイプのタオルで吹きあげ終了。

排水口などの詰まり解消法のまとめ

以上、大掃除の前に気になる洗面所やお風呂の排水口などの水回りや換気扇、網戸、キーボードの詰まりの解消法でした。

汚れている箇所が解消していくと気持ちも良くなり、快適になります。

こういう時こそ家族全員で一丸となって、同じ目標に向かって行動することにより、家族の結束が深まっていくものと思います。

大掃除を家族のイベントとして楽しくお掃除してみてはいかがでしょうか?