その頭痛と吐き気って片頭痛かも!予防薬と予防体操で乗り切れ
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「朝から頭痛がひどいのに、大事な仕事で休めない」「家事や子育て中、突然襲ってくる頭痛」など頭痛持ちの方は言い知れぬ不安と痛みにひたすら耐える続く日々。

大人だけではなく、学校に通う幼い子供たちまで深刻な「頭痛」や「吐き気」で苦しむケースもあります。

痛みを我慢しても職場や学校などでは「異常なし」「精神面のせい」となかなか他人には辛さが伝わらないようです。

その多くの方は原因が分からず、どこの病院に行けばいいのかもわからず、痛み止めの薬だけを頼りにただ痛みをこらえるばかり。

片頭痛

辛い痛みが数年~数十年続くと、仕事を休んだり、薬が効かなる不安や、毎朝起きるのがしんどかったり、時には生きていることに耐えられなくなる方もいるのではないでしょうか。

そんな誰にもわかってもらえない「頭痛」って、もしかしてそれは「片頭痛」という病気ではないですか?

頭痛を持っている方の実に半数、全国に860万人の「片頭痛」持ちの方がいるといいます。

そんな「頭痛」「片頭痛」のお悩みをお持ちの方に「痛みのメカニズムと予防薬・鎮痛薬などのお薬」、とっておきの「片頭痛予防体操」などの対処法までまとめてみましたので参考にしていただき、痛みから一日でも早く痛みから解放されることを願っています。

まずは頭痛専門医を訪ねる

「頭痛」と「吐き気」があり、胃腸科、耳鼻咽喉科、脳神経外科でMRIなどの精密検査を受けても原因不明と診断された場合、そんな時は「片頭痛」かも知れません。

そんな時は迷わず全国に880人の医師がいる「頭痛専門医」を訪ねることをおすすめします。

お近くに「頭痛専門医」がない場合は神経内科や脳外科、ペインクリニックなどでも対応してくれます。

長年原因不明の痛みとあきらめていたのに、痛みの原因が「片頭痛」とわかっただけでも対処法が見えてきます。

お近くの頭痛専門医や頭痛ガイドラインなど詳細は日本頭痛学会ホームページに記載されています。
日本頭痛学会
認定頭痛専門医一覧

片頭痛特有の症状

「ズキズキと脈打つ痛み」「こめかみがキリキリと痛む」「頭を動かすとズキズキと悪化する」「光や音がわずらわしく感じる」
「頭をわっかでキリキリ縛られるような痛み」

どんな時に痛みが起きる

「緊張がほぐれた時」「暗いとこから明るいところに出た時」「雨が続きジメジメしている時」「泣いた時」「陽射しがまぶしい時」
「チョコレートを食べた時」「ストレス・疲れた時」

片頭痛の原因

片頭痛の原因・メカニズムは自律神経や天候の微妙な変化をきっかけに、「三叉神経」が反応、脳の血管が拡張、周囲に炎症を起こすことにより、脳が痛いと感じるようになります。

痛みが続くようでしたら、「頭痛ダイヤリー」を付けてみましょう。日本頭痛学会ホームページから無料でダウンロードできます。

頭痛ダイアリーで頭痛を攻略

頭痛攻略法の手始めは、あなたを悩ます頭痛をじっくり観察することです。そのためには頭痛を記録することが重要です。

頭痛の起こった日時、どのような痛みか(脈打つようか、締め付けられるようか、など)、頭痛はどれくらい続いたか、吐きけ
や光・音・匂いなどが気になったか、薬を飲んだかどうか、などを記載していただくと、ご自分がどんなときに、どのような頭
痛に悩まされるかがわかってきますし、治療を行う医師にもあなたの頭痛の情報がきちんと伝わります。

その日の発作の回数、痛みの大きさ、そして痛みの思い当たる節(要因)などを書きこむことにより、その共通点が見えてきます。

喫煙、生理、緊張やストレス、緊張から解放された時、寝過ぎ、寝不足、人混み、騒音、におい、気候・気圧などが引き金になることもあります。

その他にもデスクワーク、スマホのしすぎのストレートネック、肩こり、チョコレートを食べた後とか、疲れた時、雨降りでジメジメした時に吐き気がするなど、様々な共通の原因が見えてきます。

原因がわかれば、例えば30分の仮眠を取ったり、エアコンで除湿をしたり、生理の場合はゆったりめに家事をするなど、前もって対処法を取っておけば痛みの軽減につながりますね。

片頭痛の薬

片頭痛の薬は大きく3つに分かれます。
1、鎮痛薬:症状が軽い時。脳の血管周辺の炎症を沈めることで痛みを軽くします。

2、「トリプタン」医師から処方してもらう薬:「トリプタン」は血管を収縮させる作用があります。

「トリプタン」を飲んではいけない人は狭心症、心筋梗塞などの血管の病気の方、高血圧の方。必ず医師の診断を受けて飲みましょう。

「トリプタン」を飲むタイミングは痛みに耐えて飲むのではなく、痛みが軽いうちに飲むこと。軽いうちに押さえることがポイントになります。 
「トリプタン」は回数に制限があります。月に9回までしか飲めません。飲みすぎは頭痛を増やすことになりかねませんので、回数を守りましょう。

3、予防薬:予防薬は痛みが日常生活で支障をきたす場合に飲みます。市販薬ではなく病院でもらいます。

予防薬は症状が出る前(痛くなる前)に飲みます。毎日痛みがなくても決められた処方どおりに飲み、1~2か月続けます。予防薬は脳が敏感になるのを防ぎ、痛みの発生自体を予防します。

症状が軽い時は「鎮痛薬」、症状が重い時は「トリプタン」、痛みの回数が多い時は「予防薬」という順番になります。
痛みが月に2回以上ある方、もしくは「トリプタン」を月に9回以上飲んでも治まらない場合は「予防薬」になります。

2か月で効果が出始め、徐々に減らしていって薬を飲まなくてもいい状況になります。いずれの場合も必ず頭痛専門医の医師の診断を仰ぎましょう。

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子どもの片頭痛

学校の授業中や宿題のときなど、頭が痛いと訴える子どもが多くなっています。「熱もないのに保健室で寝ている」「宿題の時だけ頭が痛くなる」など仮病と疑われがちですが、子どもの片頭痛の可能性があります。

子どもの片頭痛の場合、見逃してはいけないサインがあります。
「動けなくなり、吐いたり、」「においに敏感になったり」「テレビ・光をさける」「行事がストレスになっている」などサインを見逃さずに
まずは規則正しい食生活とストレスの軽減を図りましょう。

痛みがひどくならないうちに早めに頭痛専門医に診てもらうのも対策の一つです。
日本頭痛学会ホームページには「学校向け冊子」もあります。
日本頭痛学会

片頭痛 予防体操

頭痛体操その1 

簡単な体操ですが、肩甲骨のあたりを動かし、血流を良くする体操です。必ず痛みのない時に行いましょう。

  1. 足を肩幅に開きます。   
  2. 両手先をくってけて両肘を水平に上げます。 
  3. 上半身を左右にゆっくり回します。背骨を中心に。 

1日1回2分間だけで脳にいい刺激を送り、血流を促し、頭痛を軽減につながります。

頭痛体操その2

  1. 腕をリュックを背負うように前に回します。  
  2. 服を脱ぐように後ろに回します。(6回行う)   

ボクシングのようなファイティングの姿勢になり、左右それぞれの肩甲骨をぐるりと回すように動かします。

頭痛体操その3

  1. 両手を下に下げて手の指先をそろえます。 
  2. そのまま肩を上げ下げします。 
  3. 指先を意識して数回行います。 
  4. 次第にからだが温かくなります。しもやけなど指先の血行も良くなる体操です。

この3つの簡単な体操により肩甲骨まわりの血流を良くし、首と肩のこりも改善されます。

頭痛の最大の原因である血液の流れを良くすれば、薬を飲まずとも頭痛が改善されるでしょう。

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おわりに

以上、片頭痛の症状と痛みのメカニズム、薬の種類・予防の体操など、対処法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ポイントは頭痛専門医に診てもらうこと。
また、自分の痛みの原因を知って、痛みがひどくならないように変えられる要因をあらかじめ避けることが重要でしたね。

最後に頭痛には次の場合もありますので、注意が必要です。

  • バットで殴られたような痛み⇒くも膜下出血
  • 頭がガンガン痛み、38度の高熱が続く⇒髄膜炎   
  • 言葉や手足がおかしい⇒脳出血・脳腫瘍

頭痛のない健康的ではつらつとした毎日が送れるはずです。あきらめずに前向きに行動していきましょう!