オリジナルの車用カッティングシートをDIYしてみた!
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元々デザイン業オンリーでしたが、山の中の工房ではそれだけでは需要が乏しく、デザインするだけでなく、実際に看板や立体などの形にすることでようやく食べていけるようになりました。でもそのためには専用の機械が必要になってきました。

まず仕入れたのが、カッティングマシンです。(その後大型プリンターなども購入)かれこれ18年近く使っていますが、ピンチローラーがゴム製なのでだいぶくたくたになっていてピンチなだけで、他は全然故障なしのスグレモノです。

カッティングマシンはMimakiのCG-60EXという機種です。幅が600mmまでと狭そうですが、メディア(カッティングシート)の幅も500mmが通常使い勝手がいいので、十分に足りています。

今日はクレーン会社のロゴや乗用車用のオリジナルカッティングシートの作り方・貼り方などDIYしたものをまとめてみました。

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用意するもの

  • イラストレーターで作ったアウトラインデーター   
  • カッティングプロッター   
  • カッティングシート各色   
  • サブシート(転写用)今回は和紙タイプ。透明タイプもある(強・弱粘)   
  • スキージー(擦って水・空気を抜きながら定着させるハケ)   
  • 霧吹き用スプレー(水に中性洗剤数滴入れたもの)   
  • マスキングテープ(黄色)必需です。

カッティングシートの貼リ方のポイント

車には直線部分が少ないので、採寸が難しい場合があり、平行に貼る目安探しが重要です。

  • 基本は水平になるように。側面の場合、窓の高さを目安にすると自然になります。 
  • ワックスや油分がある場合は、洗剤で落としてから貼ります。 
  • 広い範囲のシート貼りには霧吹きがおすすめです。貼る側、貼られる側に十分に霧吹きをして位置を合わせて中の水を抜いていきます。   
  • 転写が終わり、サブシートを剥がす場合は慎重に(サブシートに引っ張られ、破れる箇所がないように)行います。

◎クレーン車などの大きなカッティングシート例(宮永重機様)
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ワックスや油分がある場合は、洗剤で落としてから貼ります。今回は塗装したばかりでしたので、汚れを拭くだけでOKでした。塗装直後の場合、転写するサブシートが強すぎると、塗装面を剥がしてしまう可能性がありますので、数日乾かして養生するのがベターです。

◎トラック カッティングシート例(宮永重機様)
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ドアをまたぐ部分は後でカットして内側に折り込みます。

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◎乗用車 カッティングシート例(宮永重機様)
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青色のボデーにこのロゴはよく目立ちます。

車カッティング
車の後部ガラスにカッティング文字貼り

車カッティング1
位置を合わせて、右の裏から貼っていきます。裏紙は左に徐々に剥がしながら、右からスキージーで上下させ、空気を抜くように一気に貼り付けていきます。

車カッティング3
色違いの部品は後からトンボに合わせて位置を合わせます。目印のトンボ(今回は■印)は最後に剥がします。

別の会社の車の例
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カス取りをして、サブシートに転写します。

デイサービス「花みずき」様
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ロゴ「花みずき」も作らせていただきました。

カッティングシートのはがし方

カッティングシートが古くなるとヒビ割れたり、色が薄くなり広告の効果が期待できなくなります。定期的な貼替えをお勧めします。剥がす場合は季節にもよりますが、寒い冬などプツプツシートが切れて時間がかかります。

そんな時は日光やドライヤーを当てるなどしてシートをやわらくして剥がすと、骨が折れません。専用のスクレッパーでボデーに傷をつけずに慎重に剥がしましょう。

剥がした後にはシートの糊が残っています。ヒシコートという液剤が塗装を溶かさずに糊や汚れ、静電気を取ってくれるすぐれものです。

※私の動画ではありませんが参考のために
自動車ボディーのステッカー、看板剥がし、剥離

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おわりに

以上、車のカッティングシートの完全オリジナル自作DIYシリーズでした。

車のカッティングシートは「走る広告」です。会社のアピールもさる事ながら、あえて車に看板を背負わせて、交通ルールなどのモラルを守らせる意図もあるかと思います。

自家用車に一時的に広告を貼る場合は車用マグネットシートが着脱には便利です。