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子供の咳が止まらない時は?熱の有無と受診のタイミングを徹底解説!

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小さい子供が苦しそうに咳をしていると心配になりますね。症状が長引いて、夜中に咳が止まらない時は不安に陥ります。

「乾いた咳が続くのは、何が原因?」「2週間も咳が続いているけど、病院はどうしよう?」「少し元気になったのに、夜になると咳が出て眠れない」など、様々な不安がありますね。
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今回は、まず『咳についての知識』や、『咳が止まらない時の対処法』、『難しい受診のタイミング』について見ていきましょう。

さらに熱を伴う病気や熱がない病気、咳が止まらない時の対処法も詳しく解説します。咳は体の状態を知らせるサインです。子供の様子を注意深く観察して、適切な対処をしましょう。

子供の咳が止まらないのはなぜ?

そもそも咳とは、気道に入った異物を出そうとする体の自然な反応です。

  • 気道に異物が入ると、脳の咳中枢と呼ばれる部位に伝わり、異物を排出しようとする「咳反射」が起こります。

       

  • 子供はまだ抵抗力が弱く気管に炎症が起きやすいため、大人よりも咳が良く出る体質をしています。
    また、ひとくちに咳と言っても原因は様々で、中には大きな病気が潜んでいる場合もあります。   
  • 特に長い期間咳が止まらない時は、呼吸器に炎症を起こしている場合があります。   
  • 他にも熱があるか、喉が腫れているか、発疹があるかなども気をつけて見てあげましょう。熱が出ている場合は、すぐに医療機関を受診してくださいね。   

子供の咳の種類は?

子供の咳を良く聞いてみると、いくつか特徴があるのがわかります。

  • 乾性咳嗽:乾いた感じの「コンコン」という咳
       
  • 湿性咳嗽:痰がからんでいるような「ゴホゴホ」という咳
    風邪を引いた当初は乾いた咳だったのが、だんだんと湿った咳に変わることもあります。   
  • 犬吠様咳嗽:まれに「ケンケン」という犬の鳴き声のような高い音の咳もあります。
       

また、同時に呼吸音も注意して聞いてみましょう。ヒューヒューという音、ゼロゼロと痰がからむような音は気管支に炎症がある病気です。

いつからどのような咳が出始めたか記録しておき、受診の際に伝えると医師も判断がしやすくなります。

子供の咳の期間は?

通常の風邪の場合、咳はたいてい2週間ほどで収まることが多いです。

医療の現場では3週間くらいで収まる咳を「急性咳嗽(がいそう)」、3~8週間程度続く咳は「遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)」と呼びます。

医学的には3週間が目安と言えますね。咳が出始めて3週間が過ぎたら、咳が長引いていると考えましょう。

さらに8週間過ぎても咳が止まらない場合は、「慢性気管支炎」など「呼吸器の感染症」や「喘息」などが疑われます。

咳が続くと、小さな子供は体力が消耗されます。症状が重くならないためにも、きちんと診療して治療を受けましょう。

子供の咳が止まらない!受診のタイミングはいつ?

子供の咳が止まらない時、どのタイミングで受診をすれば良いのか迷うことがありますね。

医師によると、ポイントは「熱があること」もしくは「症状により夜に眠れないこと」です。

熱が出るのは明らかになんらかの病気で、体がウイルスや細菌と闘っている状況です。すぐに診察をしてもらいましょう。

また、咳が出て夜に眠れない状況は、充分な休息が取れず回復するための体力が保てないということです。

したがって、2つのポイントのうちどちらかが見られる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

さらに咳が3週間以上続く場合も、子供はかなり体力を消耗していますので、受診をして診断を仰ぐのが適切と言えます。

咳が止まらない場合:熱が出る病気は?

咳が止まらない症状のうち、熱が出る病気をまとめました。あくまでも一般的な症状ですので、熱がある場合はすぐに受診することをおすすめします。

  • 「流行性感冒」「インフルエンザ」
    咳が止まらなくて、熱が出る病気は一番多いのが俗に「風邪」と呼ばれる「感冒」です。「流行性感冒」と言われる「インフルエンザ」も同じ仲間です。

    「インフルエンザ」は11月くらいから流行し始め、突然38度以上の熱が出て高熱が3日ほど続き、鼻水や咳、頭痛、関節の痛みなども伴います。   

  • 「マイコプラズマ肺炎」
    近年流行している「マイコプラズマ肺炎」は、38度くらいの発熱と咳、鼻水、頭痛などの症状が出ます。
    風邪と似ているためすぐに気づかないこともあります。まれに熱がなく、咳が出て頭痛を訴えるケースもあるようです。
     

小さい子供は特に注意

  • 「RSウイルス感染症」は小さい子供がかかりやすい病気で、鼻水が多く、38度くらいの熱が出て咳も伴います。   
  • 「急性気管支炎」「肺炎」なども高熱と咳が出る病気です。   
  • 「クループ症候群」:犬の鳴き声のような「ケンケン」という咳が出る「クループ症候群」も38度以上の熱が出ます。  
  • 「はしか(麻疹)」:高熱と咳、鼻水が出て発疹が見られる場合は、「はしか(麻疹)」も疑われます。熱がある場合は子供も辛いので、すぐに医療機関を受診しましょう。  
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咳が止まらない場合:熱が出ない病気は?

咳が止まらない症状のうち、熱が伴わないケースもあります。咳が長引くときは自己判断をせず、受診して適切な治療を受けましょう。

気をつけて様子を見よう

軽い風邪の場合は、熱がなく咳が出ることもあります。熱がなく咳が出るのは、「咳喘息」や「喘息」、「副鼻腔炎に伴う気管支炎」、「アトピー咳嗽(がいそう)」などが疑われます。

  • 「咳喘息」は、咳だけが8週間くらい続きます。乾いた咳が多いですが、痰がからむ咳も出ることがあるようです。
       
  • 「喘息」は、咳と共に「ヒューヒュー」「ゼイゼイ」などの呼吸音が聞かれます。気道に炎症が起きて常に過敏になっているため、埃やストレスなどが影響すると激しく咳き込みます。
       

他にもこんな症状が

  • 「副鼻腔炎に伴う気管支炎」は、副鼻腔炎を起こした際に鼻水が喉をつたって気管支に入り、咳が出る症状です。   
  • 「アトピー咳嗽(がいそう)」は、乾いた咳が就寝時や起床時に多く、ちょっとした刺激でも咳が誘発されるのが特徴です。もともとアトピーの体質がある子供に多いとされています。
       
  • 「百日咳」は熱が出ずに咳が続く病気ですが、予防接種の普及によりさほど流行はしないと言われます。   

また、普段は元気なのに、布団に入る時だけ咳がひどく出るのは、布団のダニやカビなどが原因の場合もあります。熱が出なくても3週間以上咳が止まらない場合は、受診をして治療を受けましょう。

自律神経の影響も

ちなみに、布団に入ると咳が出やすくなるのは、自律神経である副交感神経の働きが関係しているかもしれません。

リラックスする時に働く副交感神経は、気管や粘膜を過敏にさせます。
花粉症などのアレルギーによるくしゃみが、緊張しているときには出ずに、休憩中や帰宅後に止まらなくなるのも同様です。

したがって、夜に咳が出る場合は下記のような方法を試してみましょう。いずれの方法にしても、事故の無いように常に大人が見てあげてくださいね。

子供の咳が止まらない時の対処法~市販薬

子供の咳が止まらない時は、少しでも楽にしてあげたいと思いますね。市販の薬は手軽に購入できますが、使用に関していくつか注意点があります。

咳止め薬はあくまでも一時的に症状を軽くするだけのもので、根本的な治療にはなりません。長く咳が止まらない場合は、医療機関で正しい診断と治療を受けるようにしましょう。
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咳止め薬の注意点

子供に与える咳止め薬は、与えてよい月齢や年齢を確認してから与えましょう。

咳止め薬の中にはコデインリン酸水和物、ジヒドロコデインリン酸塩などの「麻薬性鎮咳成分」が使われています。

医療用ですので心配はありませんが、子供用の咳止め薬にもこの成分が入っている商品があります。

不安な方は購入の際にパッケージを確認すると安心ですね。加えて、気管支を広げて痰を出しやすくするブロムヘキシン塩酸塩やエフェドリン塩酸塩などの成分が入っていると効き目が期待できます。

2つ以上の同時服用はNG

なお、違う種類の薬を2つ以上同時に服用することはやめましょう。種類によっては副作用が強く出たり、成分が強すぎて肝臓に負担がかかったりする場合があります。

子供の咳が止まらない時の対処法~民間療法

現代ではインターネットの普及で、たくさんの情報を集められるようになりました。しかし、誤情報も多いため、信頼できる内容を見極めることが大切です。
ここでは、咳が止まらない時に医師がすすめる対処法を紹介しましょう。

夜に咳が止まらず苦しい時

咳が止まらない時は、マスクをおすすめします。マスクをすると、乾燥を防いで埃が入りにくくなります。

よく聞かれる濡れマスクや濡れタオルは鼻や口を圧迫することがあるので、子供の場合は使用を控えましょう。

また、横を向いて寝ると気管が広がるため、呼吸が楽になって咳が出にくくなるようです。さらに咳を鎮めるツボがある首の後ろと背中側を温めると、効果があるそうですよ。

一度座らせて、ぬるま湯を飲ませるのも良いそうです。冷たい水は気管を刺激するので、温めたものが良いですね。

民間療法の注意点

首周りを冷やす説もありますが、体が冷えるため医学的にはおすすめしないようです。

なお、咳止めに効果があるとされるハチミツは、ボツリヌス菌の影響があるため1歳未満のお子さんには与えないようにしてくださいね。

子供の咳が止まらない!筆者の体験談をご紹介

ここで参考までに、筆者の体験談をお話しましょう。子供が小学生の頃、風邪を引き病院で処方された薬を飲んでいました。

その後、熱や鼻水は収まったものの、咳が2週間以上止まらないため、風邪以外の病気を疑い始めました。

念のため病院を変えて受診したところ、幸い喘息などの心配はなく、風邪が長引いているのだろうという診断を受けました。

この時のお薬手帳を見ると、痰を出しやすくするムコダインとムコソルバン、気管支を広げる貼り薬のホクナリンテープを処方されています。

指示通り服薬したところ、1週間後くらいで回復しました。今回は大きな病気にならず済んだのですが、ずっと咳をしていた子供の体力はとても落ちていました。

回復後も通学や習い事、遊びなどは様子を見て無理をさせないようにするのが良いですよ。

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おわりに

いかがでしたか。子供の咳が止まらない時の症状や受診のタイミング、熱の有無、対処法について詳しく説明してきました。

咳にも色々な種類があり、期間も様々であることがわかりましたね。咳が止まらない時は3週間を目安にしますが、熱がある時や夜ゆっくり寝られない時には、すぐ受診して少しでも楽にしてあげましょう。

市販薬や民間療法はあくまでも受診するまでの応急処置です。医療機関で正しい診断を受けて、咳が長引かないよう適切な対応を心がけてくださいね。

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