えっ!夏に恵方巻き?先日ローソンに行ったら、「夏の恵方巻き」のポスターやカタログが置いてありました。

恵方巻き自体、ここ10年くらいでしょうか、ようやく浸透してきましたが、意味もわからずテレビ等で宣伝するので、なんとなく食べていました。

「恵方巻きって、節分(2月)だよね、どうして夏なの?またコンビニ商戦か?」と思いながら、その意味発祥の地など気になったので、調べてみることにしました。

夏の節分って?

節分というと、一般的には毎年2月3日。「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆を撒いて、年齢の数だけ豆を食べる厄除けを行うのものですが、夏や他の季節にもあるですよね、忘れてました!

ウィキペディアによると、節分は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、「季節を分ける」ことをも意味すること。だから、当然合計4回あるということになります。

立春が2月4日、立夏が5月6日、立秋が8月7日、立冬が11月7日の計4回あり、いずれも前日が節分になります。

立秋の前日は夏の節分、今年2015年は8月7日だそうです。節分には恵方を向いて恵方巻きを食べると、福が来るとされていますので、立春に食べれなかった方にはもう一度のチャンスとなります。

恵方巻きの由来とは

ちなみに、恵方巻きとは、節分に食べると縁起が良いとされている「太巻き(巻き寿司)」のことで、もともと大阪地方を中心として行われていた行事のこと。

つまりは大阪が恵方巻きの発祥の地となるわけです。それに目を付けた「セブン-イレブン」が平成10年に全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことにより全国に広まったということです。

夏の恵方巻の始まりの動画
2年前の2013年の映像ですが、セブンイレブンのCM発表の模様です。 関ジャニ∞ セブンイレブン新商品「夏の恵方巻」発表会 7月2日

どうりで、私たちの小さい頃には食べた覚えがないものを、いつの間にか「恵方巻き」が全国区として普通に食されるようになったのは、テレビなどのマスコミの影響もあると思います。

コンビニの影響力恐るべしという感じですね。いずれにしても、お母さん方には手軽なソウルフードといった形で手間が省け、栄養的にも大人から子供まで喜ばれているのではないでしょうか?

s-夏の恵方巻き

ちなみにローソンの恵方巻きカタログには、シンプルな恵方巻きをはじめ、マグロ、アナゴ、サーモンが入った「海鮮恵方巻き」、アボガド、チーズなどの「サラダ恵方巻き」、牛肉の牛すき太巻、節分ロールケーキなどもありました。

食欲がなくなるこの季節ならではの、スタミナ満点の恵方巻きが用意されていました。

s-夏の恵方巻き1

今年の土用丑の日は?

更に2016年、今年の土用丑の日のは7月30日(土)。またまた、ローソン情報ですが、愛知県三河産、九州産の国産うなぎの蒲焼重など、1565円から、2759円までのお取り寄せのラインアップです。結構、いい値段がするんですね。びっくりしました。

ちなみに土用丑の日の始まりは平賀源内のうなぎ屋さんに頼まれた「キャッチコピー」だそうですね。

おわりに

先日、長寿の島、鹿児島 伊仙町のお年寄りの食生活の番組がありましたが、長寿の秘訣はカルシウムたっぷりの水と豚肉、魚介、繊維質のある煮しめなどを食べることでした。

恵方巻き、土用のうなぎと、キャッチコピーや美味しそうな写真に食欲をそそられますが、暑い夏を乗り切るには動物性タンパク質をしっかり摂り入れることが、大事ですよね。

番外編
とんでもない人見つけました!ありえないっ! 【大食い】節分なので60㎝恵方巻き食べるよ!【木下ゆうか】 “24in”A Rolled Sushi | Japanese girl did Big Eater Challenge