妊婦さんが花粉症になったら!薬は?ワセリン撃退法とは?
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花粉症の症状がある人にとって、春は辛い季節ですね。(私のように一年中花粉症で辛い人もいるでしょうが。)

特に妊娠中の女性にとっては
「花粉症の体質だけど、妊娠した場合にお薬は飲めるのかしら?」

「まだ花粉症の症状がないんだけど、もし妊娠中に花粉症を発症したらどうすればいい?」

などと妊娠中の花粉症への対応が心配だったり、

お腹の中の赤ちゃんへの影響を心配して、重い花粉症でも薬を飲むことができずにお困りの妊婦さんもいらっしゃると思います。

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今回は、『妊婦さんとお薬の関係』『花粉症を乗り切るための方法や、処方される薬』について見解を深めてまいりましょう。

そもそも花粉症とは?

そもそも花粉症とはアレルギーの一種で、スギやヒノキなどの花粉に粘膜が反応し、くしゃみや鼻水、咳などが出る症状です。

さらに目や喉、皮膚のかゆみ、頭痛やだるさなどの症状が出る人もいます。

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日本人の約4割が花粉症に悩まされているという報告もあります。

また、妊娠するとホルモンのバランスや体調が変わるため、急に花粉症を発症することもあるようです。

妊婦さんが花粉症の薬を飲んでも良いの?

通常、花粉症は薬で症状を和らげることができますが、妊婦さんが花粉症になった場合はどうすればよいのでしょうか。

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妊婦さんは、自己判断で薬を摂取しないことが原則です。

妊婦さんのお腹の中では、7週目には赤ちゃんの臓器が形成され、8週目頃には脳や脊髄が作られるので、妊娠初期は特に大切な時期です。

2016年に改訂された最新の「鼻アレルギー診療ガイドライン」では、原則として妊娠2~4ヶ月(4週~15週)は薬の服用や点鼻は控える方が良いとされています。

妊婦さんの花粉症対策はどうすればいい?

お薬が使えない場合、花粉症は物理的にシャットダウンする方法が1番です。

花粉の時期には、窓を開けられません。花粉の少ない早朝に換気をして1日をスタートさせましょう。

洗濯物や布団も外に干さないのが良いですね。室内では、空気清浄機も効果があります。

外出時はマスクや花粉症用のめがね、帽子などを着用し、服装はポリエステルや綿などのツルツルした素材で花粉が付きにくいものを選んでくださいね。

帰宅後は花粉をよく払い、室内に持ち込まないようにしましょう。

室内では「エアーマスク」「ウィルス除菌」などの花粉をブロックするグッズを置いたり、身に着けておくのも一つの対処策となるでしょう。

更に最近の定説では、鼻の内側に「ワセリン」を塗るだけで花粉をブロックし、目のかゆみまでも予防できるとの報告があります。

花粉は鼻の粘膜に着床してアレルギー反応を起こすわけだが、ワセリンの油分が塗られた粘膜は花粉が壊れないので、反応しないらしい。

花粉症の研究が進んだイギリスでは常識だとか。

ワセリン塗布した上に更に花粉用のマスクをすると更に効果が期待できそうです。

妊娠5ヶ月以降は医療機関を受診しよう

妊娠5ヶ月を迎えた妊婦さんは、花粉症のお薬を処方してもらえます。

辛い場合は産婦人科や耳鼻科を受診ましょう。点鼻薬や点眼薬などの局所治療薬は、血液中から胎盤を通って胎児に吸収される量はごくわずかなことから、問題ないとされています。

症状をきちんと伝え、医師に相談してみてください。

花粉症の妊婦さんが飲める薬とは?

次に、妊婦さんでも服用が可能な薬を紹介します。しかし自己判断で飲むことはできませんので、必ず医師の診断を受けて処方してもらいましょう。

ここで紹介するお薬は、危険度が低いということで100%安全の保証はありません。どんな薬があるのか知識として知っておくだことは重要なことです。

花粉症の薬「ジルテック」って?

医療機関で処方される「ジルテック」は、塩酸セチリジンという成分が含まれており、アレルギー性鼻炎、花粉症に効果があります。

比較的新しい薬ですが、使用量が多くデータが豊富なため、ガイドラインにおいても危険度が低いとされています。

妊婦の服用については医師と相談すること。授乳婦は授乳を中止します。

花粉症の薬「ポララミン」って?

d-クロルフェニラミンマレイン酸塩という成分の「ポララミン」は、抗ヒスタミン剤として古くから処方されている薬です。

多くの実績やデータがあるため、妊婦さんでも比較的安全に服用できる薬とされています。ただし眠気や口の渇きなどの副作用が強いため、現在ではあまり使用されていません。

花粉症の妊婦さんが飲めない薬とは?

花粉症の薬としてよく聞く薬は、妊婦さんに処方できないことがあります。手元にお薬があっても、自己判断で服用することはやめましょう。

花粉症の薬「アレグラ」は?

「アレグラ」も花粉症の薬として有名ですが、妊娠中の安全性は保障できないとされています。

アレルギーの症状が重篤で医師が使ってよいと判断すれば、処方されることもあります。その場合は医師の指示に従って正しく服用しましょう。

花粉症の薬「アレロック」は?

通常では「アレロック」も花粉症の薬として処方されますが、妊婦さんの臨床実験のデータが少ないため安全とは言えません。

メーカー側も注意喚起をしています。仮に手元にアレロックがある場合も、自己判断で飲むことはやめましょう。

花粉症の漢方薬は?

「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」は花粉症に効くお薬ですが、「麻黄」が含まれるため妊婦さんには良くないとされています。

「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」、「葛根湯加川?辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」、「苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)」も花粉症に効果がありますが、妊婦さんの安全性は確立されていませんので、市販の漢方薬も、使用は控えた方がいいでしょう。

どの漢方薬も妊婦の場合は医師とよく相談しましょう。

市販薬は大丈夫?

市販の花粉症の薬は処方薬より効き目が弱いとされていますが、様々な成分が配合されているため、妊婦さんにはおすすめできません。

お薬のパッケージにも「妊娠中は服用を避ける」ことが明記されています。

おわりに

妊婦さんが花粉症になった場合の対処法や使用できる薬について説明してきました。

お腹の赤ちゃんのことを考えると、安易に薬は服用できませんね。妊娠前にもらった薬が残っていても、妊娠中は自己判断で服用してはいけません。

お薬に頼れない時は、辛いでしょうがしっかりと花粉対策をしたり、グッズや吸着スプレーなどを使って花粉を寄せ付けない工夫を試みましょう。

妊娠5ヶ月が過ぎれば、点鼻薬などの局所治療薬は問題ないとされていますので、病院で処方してもらえます。

どうしても我慢ができない場合はかかりつけの産婦人科か耳鼻咽喉科を受診しましょう。

数ヶ月の花粉の期間を頑張って乗り越え、赤ちゃんに会える日を楽しみに過ごしてください。

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