【男の尿漏れ】の原因と対策・トレーニングはこちら・・・

頻尿・尿漏れなどの「尿のトラブル」は中高年になると男女ともに起こる症状になります。

頻尿や強い尿意切迫感がある人はなんと900万人以上と推測され、そのうちの半数の方はトイレまで我慢ができずに漏らしてしまうといいます。

一度尿漏れを経験していまうと、トイレに頻繁に行くようになり、その結果「頻尿」という悪循環に陥るので、早めの対処が重要となります。

今日は若い人も気を付けておきたい「男性が悩む【尿漏れ】【追っかけ漏れ】の原因と即効で効くトレーニング法」について詳しく見識を深めて、迫りくる老化現象に備えておきましょう。

尿の追っかけ漏れ・チョイ漏れの悩み

男性ならだれしも経験があるのが、排尿後に尿がわずかに漏れてしまういわゆる「追っかけ漏れ」ではないでしょうか。

急いでいる時ならまだしも、十分に出し終えたはずなのに、頻繁に「追っかけ漏れ」を繰り返すようになってくると本当に厄介です。

外出時に濃いズボンならあまり目立ちませんが、グレーや白のズボンの場合は濡れた跡がハッキリ残り困りますよね。

夏場や狭い空間など、臭いも気になってきます。

この男性特有の厄介な「追っかけ漏れ」は「排尿後尿滴下」という症状になり、「尿失禁」とは区別されます。

管理人も50歳を越え、大事な会議や集まりの際などこの「排尿後尿滴下」に悩まされてきました。

ある医学雑誌でこの「追っかけ漏れ」撃退法が載っており、早速試してみるとあっさり解消できたので、その方法をご紹介します。

「排尿」と「追っかけ漏れ」のメカニズム

排尿のしくみが分かれば「追っかけ漏れ」は簡単に解消できます。

男性が排尿するときは、それまでしぼんでいた尿道が広がり、膀胱から尿が流れてきます。

排尿直後はまだ尿道が広がったままで、尿道のたわんだ部分に尿が溜まって残っているのです。

若い時は尿道周辺の筋肉(尿を絞り出す括約筋「かつやくきん」)が収縮して元に戻り、尿だまりは無くなるのですが、加齢によりこの筋肉が次第に弱まって尿道がたわみ、そこに尿が残ってしまうのです。

20代ではこの症状はほとんど見られませんが、30代になると10人に1人、50代になると5人に1人の割合で症状が出てくるといいます。

「追っかけ漏れ」の超簡単な対策

先程排尿のメカニズムをお話ししましたが、「追っかけ漏れ」=「排尿後尿滴下」の撃退法は薬もトレーニングもいりません。

「尿道に溜まった尿を出し切る」だけで即解消します。

陰嚢といういわゆる「タマ袋」の後ろを「会陰(えいん)」といい、この部分を指で2・3回突き上げることにより、残った尿を強制的に排出するわけです。

立っていたらできるだけ前掲姿勢で行います。

便座に座った場合は腰を浮かした状態でこれを2・3回行えばOKです。(尿を絞り出すようにさすると尚いいようです。試しにトイレットペーパーを当ててやってみてください。じわっと尿が出て来るはずです。)

この方法で「追っかけ漏れ」が改善されれば、尿漏れパッドや尿漏れパンツや特別なトレーニングは必要なくなります。

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深刻な男性の尿漏れチェック

「追っかけ漏れ」はちょっとした工夫で改善できましたが、その他の深刻な尿漏れの原因と対処法を見ていきましょう。

男性の尿漏れ危険度チェック

  • 1回の排尿量の基準が200~400mL   
  • 排尿前に尿意切迫感があるかどうか   
  • 頻尿かどうか:1日およそ4~7回が一般的な排尿の回数   
  • 排尿中 尿の出の勢いが弱い:排尿時間は20~30秒くらいが通常    
  • 排尿後は、残尿感があるか   

以上のポイントに当てはまったら、早めに泌尿器科の受診をおすすめします。

尿漏れのメカニズム

男性の尿もれの原因として多いのが「過活動ぼうこう」「前立腺肥大症」になります。

どちらも良性の疾患なので、生活に支障がなければ治療の必要はありませんが、症状が軽いうちに対策を講じることをおすすめします。

尿道を挟むように前立腺がありますが、尿道の収縮を調整し排尿をコントロールする働きがあります。

加齢により男性ホルモンが減少すると共に、前立腺は肥大し、50代で約3割、70代では男性の約8割が「前立腺肥大症」になります。男性特有の病気になります。

「前立腺の内部が膨らむと中の尿道が圧迫され、「尿が出にくい」「尿に勢いがない」「尿を出した感じがしない」などの症状が出てきます。

前立腺が大きくなると、膀胱に尿が溜まりすぎ、絶えず尿が漏れる「溢流性尿失禁」を起こします。ひどくなると「尿閉」と言い尿が出なくなります。

予防法はやはり「骨盤底筋体操」。軽いうちならある程度の尿トラブルなら効果があります。

「骨盤底筋体操」とは肛門を締めて骨盤底筋を鍛える体操です。

尿道や膀胱が落ちにくくなり、尿道括約筋の機能も改善します。また、膀胱にたまった電気が中和され、過活動膀胱の症状が緩和されます。

過活動膀胱の9割は治りやすいと言われているので、下記にある「骨盤底筋体操」で予防してみてはいかがでしょうか。

前立腺肥大症が原因で起きる尿漏れ

以下の症状の場合は、自分で判断せずに必ず医師に診てもらいましょう。

前立腺が肥大すると、尿道やぼうこうが圧迫され、尿が出づらくなります。

ぼうこうが勝手に収縮する「過活動ぼうこう」の状態となり、急に尿意をもよおす切迫性尿失禁につながります。

切迫性尿失禁

抑えきれない尿意が起こると同時に、尿がもれてしまう。

尿意をもよおしたとたんに漏れてしまう、あるいはトイレに間に合わずに漏れてしまうタイプ。

原因
膀胱炎、尿路結石、過活動膀胱など

溢流性(いつりゅうせい)尿失禁

膀胱内に尿が出きらないで残ってしまい、尿意を感じないにも関わらず、尿がもれてしまうタイプ。

尿道が完全にふさがって膀胱が限界まで膨らみ、尿がチョロチョロともれ出すこともあります。
(腎不全などのリスクもあり、早急な対策が必要です。)

原因
前立腺肥大、膀胱瘤など

その他の原因
まれに脳血管障害やパーキンソン病が原因で尿漏れもあるので、ご注意ください。

女性に多い「腹圧性尿失禁」

くしゃみやせきをしたとき、重い荷物を持ったときなど、おなかに力が入ったときに尿がもれるタイプ
原因
骨盤底筋や尿道括約筋のゆるみ

頻尿・尿漏れの予防・改善におすすめのトレーニング法

尿漏れ対策:行動療法 

行動療法は、ぼうこう訓練と生活上の注意をすること。

ぼうこう訓練は、ぼうこうにためる尿量を増やす訓練になります。

生活上の注意としては、前立腺肥大症では、長時間の座位など、血流を悪くすることを避けるのが基本になります。

1、湯たんぽで骨盤を温める
起床時と就寝時に布団の中で30分間、湯たんぽで恥骨からへその下辺りを温めます。

2、スロースクワット トレーニング
肩幅より少し広めに足を広げて立ち、足先をやや外側に向けます。背筋を伸ばして胸を張ります。ゆっくり5秒かけて腰を落とし、5秒かけて膝を伸ばします。

5回を1セットとし、少し休みながら2・3セット繰り返します。注意:膝がつま先より前にでないように。

3、1日8000歩の早歩き
歩く速さは少し息がはずむ程度。月に20~25日行う。

※注意すべき点は過活動ぼうこうは、水分を取り過ぎないこと

上記のトレーニングに時間が取れない方には

骨盤底筋群の使い方 :骨盤底筋群トレーニング動画

どの整骨院の動画を見てもこの方法で間違いないようです。バスタオルを丸めておしりを乗っけるだけでも骨盤底筋を鍛えることができるんですね。
ディスクワーク中でもできますね。

また、ゴムボールを挟んだりタオルと併用すると更に効果があるみたいですので、試してみようと思います。

更に
男性の「骨盤底筋体操」:尿のキレを良くするトレーニング

1、陰嚢の裏側の付け根に指を当てて、尿を途中で止める感じで力を入れます。
2、動いたところが尿を切る筋肉になります。
3、陰茎が動くようにこの筋肉に力を入れます。
4、1日に数回このトレーニングを繰り返します。

尿漏れ対策:薬物療法

体操など行動療法の次に選択するのが、薬物療法になります。

前立腺肥大の場合、以前は薬で尿道を広げたり、前立腺を小さくしたり、大きくなった前立腺を切除したりしていましたが、現在は血流を良くして前立腺のむくみを取ります。

漢方薬の「八味地黄丸」「牛車腎気丸」の服用や有酸素運動、体を温めるセルフケアなどが主流となっています。

前立腺が大きくなりすぎたら、メスを使った手術ではなく、レーザー手術が有効のようです。

頻尿の治療は、感染症があるときは抗菌剤で感染を抑えます。

また、排尿は自律神経のはたらきに支配されており、副交感神経から出るアセチルコリンという物質が関係しているため、この物質のはたらきを抑える薬「抗コリン薬」を用いて治療にあたることもあります。

※閉塞隅角緑内障の人に対しては使用できず、副作用の注意が必要となります。

「過活動膀胱」「切迫性尿失禁」の治療には、抗コリン薬(西洋薬)やβ刺激薬などの内服薬、漢方薬があります。

漢方薬ベルアべトン

八味地黄丸から作られている薬で、軽い尿漏れや頻尿、尿が出にくくなったり残尿感があるなど、排尿に関するあらゆるトラブルの改善が期待できます。

体を温める作用もあるため、冷えから来る尿漏れを改善することができます。

八味地黄丸は年齢を重ねて体力が低下し、膀胱の働きが悪くなっている人に効果的な漢方薬です。

ハルンケア

漢方薬の八味地黄丸を元に、8種類の生薬を配合したドリンクタイプの薬です。

ユリナール

清心蓮子飲(せいしんれんしいん)という漢方薬を元に作られていて、9種類の生薬が配合されています。

体力が弱った人のおしっこトラブルを改善する効果が高いため、夜に何度もトイレに行きたくなる方や1回に出せるおしっこの量が少なく、膀胱におしっこが残っている感覚がある方などに効果的です。

膀胱の筋肉をゆるめて、尿をたくさんためられるようにするため、尿漏れの症状を改善します。

【尿漏れ】【追っかけ漏れ】の原因と即効のトレーニングのまとめ

以上、今日は若い人も気を付けておきたい男性の悩み「追っかけ漏れ撃退法」と「尿漏れの原因と対策として薬や骨盤底筋を鍛えるトレーニング法」をお伝えしました。

頻尿・尿漏れはいずれも初期のうちでしたら体操などの行動療法・セルフケアで改善できます。

若い男性もいずれは「尿トラブル」で悩むことになります。

以上の知識を心にとめて置き、症状が軽いうちに重大性に気づき、対処を行うかあるいは専門医の受診をおすすめします。

現在お悩みの方は治療と体操・トレーニングなどのセルフケアで改善を図っていきましょう!


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