ネコ ひっかき

コラム

ペットにキスはNG!人にうつる「動物コロナウイルス」に要注意!

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この記事は愛犬と共に猫を飼っている飼い主さん、小動物を含めたペットを飼っている方に向けて書いています。

テレビやyoutube 動画など、ペットと戯れる映像をよく見かけます。

気になるのが、飼い主の顔中をペロペロなめたり、猫や犬、小鳥と平気でキスをしている映像や写真です。

人間も含め動物は様々な感染症の対象になります。

特に動物は野外に出て土や他の動物との接触する機会が多いので、

動物特有の感染症があるという事を知っておいて欲しいと思います。

それも時に重篤な症状に発展する感染症にかかる可能性があるのです。

未だ世界で猛威を振るっている新型コロナウィルスは今のところ感染源が不明ですが、

以前、世界を震撼させた
SARSコロナウイルスは「(キクガシラ)コウモリ」、
MERSコロナウイルスは「ヒトコブラクダ」と動物が感染源とされています。

ウィキペディアによると、動物コロナウイルスとは

コロナウイルスは家畜、実験動物、ペット、野生動物などあらゆる動物に感染し、様々な疾患を引き起こす。イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ニワトリ、ウマ、ラクダなどの家畜、シロイルカ、キリン、フェレット、スンクス、コウモリ、スズメなどからも固有のコロナウイルスが検出されている。

と書かかれています。

実際「フェレットにかまれた警察官が16年後に「蜂窩織炎」で死亡 」という悲しい出来事も起こっています。

家族同然で飼っているペットは目に入れても痛くないくらい可愛く、愛おしい存在であるかも知れませんが、

このような動物特有の病気があることを知っておきましょう。

今回は私の身の回りで起きた感染症の一例をお話しします。

猫にひっかかれた傷から、、、。

友人が家で飼っている猫に腕をひっかかれ、体に異常が出始め、数日間仕事に行けなくなってしまいました。

病院に行くと「猫ひっかき病」というなんともそのまんまの病名でした。

すぐに病院に行けば良かったのでしょうが、傷口が腫れてから診察・治療を行いましたが、今もなお腕の関節が伸びないなどの後遺症が残っているみたいです。

猫や犬・鳥などのペットを家族同然にかわいがっているご家庭も多いと思いますが、どんなに可愛くてもペットから感染する病気があるということを認識しておく必要があります。

結論から申し上げると、野生・ペットの猫・犬に噛まれたり、爪で引っかかれたりした場合は、病院に行きその趣旨を説明して手当を受けた方がいいでしょう。

特に赤ちゃん・小さいお子さんや免疫力が弱ったお年寄りをお持ちの方は注意が必要です。

※この記事を書いた後に「犬から人へのバルトネラ・ヘンセラ菌感染」の報告・犬コロナウイルス感染症もネットにありました。

猫ひっかき病の原因

「猫ひっかき病」は猫が保有している 「バルトネラ・ヘンセラ菌」 (ネコ自体は症状がない)が皮膚をひっかいたり、牙で噛んだり、時には傷口を舐めただけでも感染する病原菌です

日本の猫の9〜15%がこの菌を保有しており、雌猫より雄猫の割合が多いとされています。

それは雄猫の方が活動的で他の猫と接触するので、菌がうつされる可能性が増えるためです。

猫から猫への菌の伝播には「ネコノミ」がその吸血によって感染を広げると言われています。

「バルトネラ・ヘンセラ菌」は猫ばかりでなく、犬やサルからの感染も報告されているようです。

また、希にひっかかれなくても感染した「ネコノミ」が人間を刺して「バルトネラ・ヘンセラ菌」 が体内に入ることもあるので、皮膚に異常を感じたら、迷わず病院に行くことをおすすめします。

猫ひっかき病の症状

友人の場合、傷口が腫れてきたので、あわてて病院に行きました。

消毒とお薬をいただいたようですが、土日を挟むうちにみるみる症状が悪化し腕が腫れあがり大きな病院に転院しました。

抗生物質の点滴を受けて様子をみてましたが、病状が一向に改善しないので入院することになりました。

この友人は数か月前に帯状疱疹を発症していて、免疫力の低下もあってか今回、症状が悪化したのかもしれません。

ウィキペディアによると

「猫ひっかき病」
受傷部が数日から4週間程の度潜伏期間後に虫刺されの様に赤く腫れる。
典型的には、疼痛のあるリンパ節腫脹、37℃程度の発熱、倦怠感、関節痛など。
まれに重症化する事があり、肝臓や脾臓の多発性結節性病変、肺炎、脳炎、心内膜炎、肉芽腫、急性脳症などの発症例が報告されている。

とあります。

リンパ節が炎症を起こすので、非常に体がだるく、手の傷も痛み、車の運転もやっとのことだったと聞きました。

感染を防止するには?

猫やペットからの感染防止策として

猫に触れた後は手洗いを習慣にする
猫を家から出さない
口移しでエサを与えるなど過度な接触を避ける
外出後にはシャワーなど清潔を保つ(ネコダニの付着を取るため)
規則正しい食生活を送る(免疫力をもつ)

特に免疫力の弱いお子さんやお年寄りがいる家庭は要注意です。

「猫ひっかき病」の他にも猫が感染源となる病気として、

パスツレラ症 10~90%の猫が保菌  痛みと腫れ
エルシニア症 発熱、下痢、腹痛などの胃腸炎症
サルモネラ症 急性胃腸炎
カンピロバクター症
カプノサイトファーガ・カニモルサス症
トキソプラズマ症

などがあります。

猫にひっかかれた時は?

流水で洗い流し消毒後、念のため病院に行った方がいいでしょう。

必ず「猫に引っかかれたこと」をお医者さんに伝えることが重要です。

おわりに

発症して一月あまりになりますが、未だに仕事に復帰していない友人ですが、今後趣味のスポーツもできるかどうか心配です。

かわいがっている猫ちゃんのあまりに恩知らずの行動ですが、人のインフルエンザ同様に当の本人は自分が菌を持っているなんてわからないですよね。

ですから、どんなにかわいい猫ちゃんでも何らかの菌を持っていると思っていた方がよさそうです。

(猫の他にも犬や小鳥も病気や菌を持っているといいます。)

ペットへの愛情が憎悪に変わらないためにも、一線を置いて過度の接触は避けるようにしましょう。

また、小さいころから外出させないようしつけていくこともむやみな繁殖や今回のような病気の予防にもつながると思います。

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