9月19日、イングランドで行われているワールドカップの初戦にラグビー日本代表は、世界ランク3位の南アフリカ代表と対戦し、34対32で逆転勝利を収めました。

なんと24年ぶりの勝利だそうで、今まであまりメジャーではなかったスポ-ツ「ラグビー」に日本中が沸いています。

勝利のカギを握っているのが、正確なゴールキックを放つ「五郎丸 歩」選手。名前も特徴があるのですが、キックの前の特徴のあるお祈りみたいなポーズが大人気のようです。

大事な場面でも外さない正確なゴールに惚れ惚れしていまいます。彼の蹴るゴールキックで歴史的な大逆転ができたと言っても過言ではないようです。

五郎丸選手の正確な蹴りは、一見お祈りのような「ルーティン」という一連の動作が関係あるらしいのですが、聞きなれない 「ルーティン」の意味について調べてみましょう。スポーツ選手の活躍の秘訣などが見つかるかも知れません。

「ルーティン」とは

ルーティン(routine)とは、きまりきった手続きや手順。また、日常の仕事。日課、「ワーク」

とあり、選手が一連の手順を踏むことのみに集中でき、そのプレッシャーによる余計な感情移入を防ぐことができるそうです。

ルーティンで有名な人

ルーティンと言えば「イチロー」選手が有名ですよね。物まね芸人も真似する一連の動作は誰もが目に焼き付いていますよね。

09/02/21イチロー 打席前ルーチン

イチロー選手の「ルーティン」はこの打席の時のみならず、試合が終わったあとの道具類の手入れや、トレーニングスタイル、7年間朝食は愛妻の手作りのカレーを食べているそうです。

他にも好きなドラマ白い巨塔を数十回も観ているなど、生活のすべてが「ルーティン」の連続でできているかのように行動パターンが決まっているらしいのです。

試合で最大限の成果を出すために、軽い日常のものから、きつい練習まで、日々の日課を淡々とこなしていくだけ、このことが長く野球を続けていく最大の秘訣に違いありません。

「ルーティン」とはスポーツだけではなく、当初に調べた「日常の仕事。日課。ルーティンワーク」と大いに合致するようです。

ルーティンワークとは時に「創意工夫の必要ない業務」「つまらない仕事」と解釈され、あまり価値がない仕事を指すことがあります。

しかし逆に考えれば、どんなに大仕事でも、意味があり「日常の業務の一つ一つの積み重ね」から始まっていくことに気付かさされます。

おわりに

ふとラグビーの試合を見ていて知り得た「ルーティン」という言葉が、私たち一般人やビジネスマンが、効率のよい仕事・パフォーマンスを上げるためには今、何をすればいいかを考えさせてくれました。

日々の食生活や飲み会、食事会など誘惑はいくらでもあります。常に最高のコンデションを保つためにややるべきことを「ルーティン」化することにより、生活習慣病やメタボを改善することも出来るででしょう。

自分自身をコントロールできずして、部下や職場の人間がついて来る訳はありませんよね。

辛くて続かないことも、健康のためにセーブしなくてはいけないことも、家族のために、自分自身のために「ルーティン」にして日常化できれば、一流の選手みたいに力を発揮できるのではないかと思います。

今日はスポーツ選手の「ルーティン」の意味を調べるうちに、いろんなことを学ぶことができ、生活に生かしていこうと思います。

ラグビー日本代表の世界の頂点をお祈りして、これからも応援しようと思います。