半世紀を越した管理人は残念ながら海外経験がありませんが、叶うことなら今からでも海外を旅行し、いろんな方々と交流したいと今でも思っています。

美しい街並み、南国のリゾート地、手つかずの大自然、広大なグランドキャニオンやエアーズロックなど、死ぬ前に一度は世界を実際に訪れ、この目に焼き付けたいですね。

大学を出て、夢を持って上京したのですが、3年ほどで帰郷、その時にどうせなら1年でもいいから海外に行っておけばよかったと後悔しています。

仕事は始めると、現実は海外どころではありません。仕事に追われ、責任もありますので、途中で仕事変更なんてできなくなります。

更に結婚、子供ができると、毎日家族を養うこと、仕事をこなすことばかり考えますので、国内の旅行でさえ縁遠くなってきます。

結局言いたいのは、「海外旅行は若いうちに行け!」につきると思います。しかしながら経済的に乏しい若者がどうやって海外に行けるでしょうか?

今日は若い人の特権である海外旅行の強い味方「ワーキングホリデー」について、それから最近はやっている国内版ワーキングホリデー「ふるさとワーキングホリデー」について調べてみましたので、興味のある方は参考になさってください!

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデー(Working Holiday)とは、二国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。

お互いの若者を育てるための二国間の協定で、就労などができる仕組みになっています。

ワーキングホリデーの目的

両国の青年を1年にわたって相互に受け入れることによって、

  1. グローバル社会に適応できる青年の育成   
  2. 両国間の相互理解と友好関係の促進   
  3. が目的とされている。

  4. 海外生活を体験しながら、多くのことを吸収し将来やりたい仕事を見つける場ともなっている。   

大学生活がモラトリアムと言われましたが、更に広く国際社会に目を向け、自分と向き合う時間を与えられるという訳です。

日本のワーキングホリデー協定国

日本政府とワーキングホリデーの協定を結んでいるのはオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾(中華民国)、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリアの16か国です。

フィリピン、シンガポール、アメリカなどが入っていないのが不思議ですが、ウィキペディアによると現在16か国の国との協定が結ばれているようです。

ワーキングホリデー英語がしゃべれなくてもOK?

結論から言えば答えはNOです。
語学ができないまま、いきなりワーキングホリデーをするにはハードルが高すぎます。テレビの日本人妻でもあるように、言葉の壁は精神的に落ち込む要因になりますし、ボタンの掛け違い・トラブルの始まりにもなり、取り返しの聞かない思い出・事件になる可能性が大です。

そんな博打を打つよりか、せっかく勇気を持って海外に行くのですから、片言でもしゃべれる最低の英語は身に着けていくべきだし、ホームスティを受け入れる家族に対しても必要最低限の誠意になるでしょう。

観光情報やお金の知識も必要ですが、その国のマナーや法律、治安状況と最低限の語学力は身に着けておきましょう。

ネットを見てみますと、まずフィリピン留学で英語をマスターしてからオーストラリア・カナダなどのワーホリをセットで行っている留学会社があるみたいです。

  • ネス留学センター
    http://www.nes-ryugaku.com/   
  • グローバルスタディー
    http://www.global-study.jp/   

仲介業者によっては10数万円の差がつくこともあるようですので、下調べを十分にした上で、申し込みをするようにしましょう。

0円で留学することもできる?

通常20数万円かかる語学留学がコールセンターでお手伝いをすることで何と0円に?!

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コールセンターでのお仕事を通じて、よりセブ島を肌で感じて、海外ビジネススキルの向上を図りながら、学費・宿泊費不要にて、英語を学ぶ事が出来ます!
週に20時間の英語レッスンと週に20時間のコールセンターでのお仕事となります。

短期留学で集中して英会話を習得するには
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一番肝心なお金について。オーストラリア在住の日本人の本音:

この方は語学留学しながらのワーホリの苦労話を語っています。ごもっとも、いきなり仕事なんてないですよね。いいことばかりではありません!
現実は実に厳しいようです。ですから英会話は更に重要な手段になってくるようです。

現実逃避型ワーキングホリデーは?

ネットを拝見すると、ワーキングホリデーから帰国してホリデー自体を後悔している方が結構いらっしゃるようです。

ワーキングホリデー自体がメリットある体験として社会に受け入れられなかったりと、主に就職活動がうまくいかないのが原因みたいです。

なんとなく、海外に行ってしまった人は海外で目的を見つけられずに、英語力も身につかずに中途半端に終わってしまったという方ではないでしょうか?

ワーキングホリデーの経験を生かした国際的な仕事に就く人だっているはずです。

社会に出たくないだけの理由で海外に逃避するのは、更に就活に悪影響になりかねませんので、注意が必要です。

ふるさとワーキングホリデー

海外はやはり敷居が高過ぎる・治安が不安という方には「ふるさとワーキングホリデー」をおすすめします!

一方国内では総務省によると、今年度より、都市部の若者・学生が一定期間地方に滞在し、働きながら住民と交流したり、田舎暮らしを体験する「ふるさとワーキングホリデー」制度という地方創生に関する事業が始まります。4億4千万円の補正予算を計上されました。

都市部の若者が地方を訪れることで、経済の活性化を図るのと同時に一番のねらいは「若者の地方への移住」にあるようです。

地域づくりへの参加により、旅行では味わえない体験をしたいという都市部の若者のニーズと移住促進や交流人口を増やし消費を拡大させたい地方のニーズとがうまくかみ合う仕組みとなっていて、画期的なアイデアのように感じます。

参加者は地元農家や企業などで働き、収入を得ながら、イベントなどを通して地元住民と交流、田舎暮らしを体験できます。

地方の財源負担、受け入れ先の確保など課題もあるが、県と市町村の連携と利用する若者のニーズとのマッチングがうまくいけば、地方創生にぴったりの事業となり、大いに期待されます。

ワーキングホリデーの解説のまとめ

地方に出向く「ふるさとワーキングホリデー」と海外の貴重な体験をする「ワーキングホリデー」どちらもカギを握るのはこれからの日本・世界を背負っていく「若者」が主人公であることです。

インターネットにより知識・情報は広がりを見せましたが、知識の習得だけでは人間は成長しません。学んだ知識を実社会で応用して初めて人の役に立ったり、応用力がついてくるのです。

そのためにも、若者は大いに国内外を問わずに人と人との交流を通して知識と経験により新しい事業や仕組みを構築して更に住みよい街・国づくりに励んでいただきたいと願います!!