冬場の凍結による水道管の破裂やうっかりして水道水の出しっぱなしは誰しも経験があるのではないでしょうか?

我が家の場合は「水漏れ」で水道料金が普段の倍以上の請求がきたので、何とかならないものか、役場に聞いたり、ネットで調べてみました。

水道料が倍に!

「先月の水道料金がいつもの月の倍以上なんだけど、、、。」と妻から顔をしかめて言われ、外にある水道メーターのボックスを開けてみると、どこも水を出していないのに、パイロットというのがキラキラと回転していました。回転スピードが速く、相当な量の「水漏れ」のようです。

原因不明の水漏れ

何箇所か掘ってみれば、そこに水溜りができると聞いたことがあったので、とりあえず、穴を数箇所掘ってみました。結果、水はたまらずに、原因がわからず、そのまま数日放置しました。

数日後、家の裏で耳を澄ませていると、太陽熱パネルの方からぴちゃぴちゃと音が聞こえてくるではありませんか。普通の家は屋根の上に乗っているのに、我が家のは土手の斜面を利用して自分で取り付けしたパネルです。

水漏れが土と草の中に落ちていたので、全くわかりませんでした。かれこれ、20数年の太陽温水器。横のカバーを開けてみると、ジャバラのホースから水が吹き出していました。元をたどると、太陽温水器用の水道の蛇口があったので、それを締めると、ようやく水漏れが止まりました。この蛇口も自分でつけたのを忘れていました。※まずは穴を掘る前に、すべての水道に関係する蛇口があればそれを止めるべきでした。ここポイントです。涙

役場に問い合わせたところ

家庭の水道設備はお客の財産であり、お客の責任で管理していただくもの。たとえ、漏水があったとしても、水道メータで計量した水量に対する料金は支払わなくてはいけないとのこと。事情によっては減額できる場合もありえるとのことでした。結局私の場合、漏水の水道料金は敷地内の水道、しかも太陽温水器という自分で工事したものが原因だったので、水漏れによる減額措置もできずに終わりました。

水漏れから数十日がたってしまっていたので、次回の料金も高い請求が来るでしょうが、見つかっただけでも良しとしましょう!もし、原因が地中の水道でしたら、指定業者に申請を書いてもらえば、減額措置を行う自治体もあるそうですが、基本メーターから敷地内の漏水は個人持ちということです。もちろん水道修理代は個人持ちとなります。

「水の使用量が多い・水道料請求が高すぎ!」こんなときはまずチェック!

●ご家族の人数が増えた?
●トイレで水がチョロチョロ流れている
●じゃ口から水がポタポタ落ちている
●水まわりの壁や床が濡れている
●地面の同じ所がいつも濡れている

ほんの少しの水漏れでも、長時間では思わぬ量になります。水漏れに気づいたら、早めに市指定水道工事店または担当営業所に連絡です。

水漏れの調べかた

家の中のすべての蛇口を閉めて、しばらくの間、水道メータをご覧ください。水道メータの赤い針またはパイロットが動いていたら、どこかで水が漏れています。お早めに指定の水道屋さんに連絡しましょう。

おわりに水漏れの応急処置

●水漏れがひどいときはまず元栓を閉めましょう。
●太陽温水器や、ボイラーなど元栓があるものは閉めてみる。
●メータボックスのふたを開けて、元栓(止水栓)を時計回りに回すと水は止まります。

以上、生活するのに欠かせない水、大半は目に見えない地中に隠れています。水道管が錆びての漏水もよく聞きます。もしもの時にお役に立ててください!