今年も残すところわずかとなりました。忘年会真っ盛りの時期ですが、宴会予定何回入っていますか?早い所は既に11月から忘年会を開く所もあると思いますが、金銭面、体調・健康面を考えてみてもこの時期、飲み過ぎによる次の日のリスクは高くなります。
おまけに家庭関係も崩れていきます。
今日は二日酔いの頭痛・吐き気などの速攻の治し方をまとめてみようと思います。コンディションが命のビジネスマンには永遠の課題となってきますので、参考にしてください!
二日酔の最強の解消法
さて、分かっていても繰り返してしまう二日酔いですが、若いうちはいいかも知れませんが、年を取っていくと暴飲暴食はただの二日酔いに留まらず、生活習慣病のリスクが高まってきます。
飲みすぎ、食べ過ぎた翌朝はいっそのこと朝食を抜いてみましょう。「朝食を食べないと脳が回らない」「昼まで持たずに餌切れする」などと小さい時から何度も教わってきましたね。
でもそれは成長期までの話、二十歳を過ぎるとむしろ栄養の取りすぎに注意しないといけないのです。
あなたの胃腸と肝臓は昨日の食べ物や飲み物の消化に寝ずの晩で働いているのです。まだ、消化が終わっていないのに、新しい朝食が入ってきたら、無休で頑張ってきた胃腸と肝臓はいつ休むのでしょうか?これが二日酔いの最大の疲労感につながります。
1食抜いたからといって栄養素は足りすぎるほど普段摂っています。むしろ胃腸・肝臓を休めることが最優先です。
水分は十分に摂らないといけませんから、できれば旬の水分が多い(消化の邪魔にならない)フルーツかフレッシュのフルーツジュースがいいと思います。なければみかん数個、りんご1個など果汁の多いフルーツをいただくだけで十分です。
二日酔いの原因とは?
一応二日酔いになぜなるのかを知っておきましょう。
お酒をたくさん飲みすぎると、肝臓がアセトアルデヒドを十分に処理しきれず、血液中のアセトアルデヒドの濃度が高くなるため、その毒性によって胃痛や胃もたれ、胸やけ、吐き気、動悸、頭痛などの症状が現れます。
ウィキペディアより抜粋
具体的に例を挙げてみると、
- お酒を許容範囲以上飲みすぎた時
- ビールに焼酎、酒、カクテルなどいろんなお酒をチャンポンで飲んだ時
- 長時間飲酒を続けた時
- 深夜遅くまで飲んだ場合
などになります。では二日酔いのそれぞれの症状別の原因と解消方法を調べてみました。
胸やけ・吐き気の原因と解消法
アルコールを飲み過ぎると、胃酸の分泌を促すため、胃酸過多の状態になり吐き気を伴います。二日酔いで病院に通う人はいないと思いますので(急性アルコール中毒症は別ですが)、「太田胃散」や「サクロン」などの胃腸薬・吐き気止めを服用します。
胃粘膜に直接作用して胃痛、吐き気などの刺激をブロックするので痛みが落ち着きます。
ここで胃散を飲みすぎている人をよく見かけます。(管理人も以前常用してました。)胃散の飲み過ぎは胃酸過多につながり、逆に胃もたれの原因となります。たまに飲むから効くのだと思います。要注意!
頭痛の原因と解消法
分解しきれなかった血中のアルコールによって頭部の血管が拡張することで頭痛が発生します。また、分解の途中で発生するアセトアルデヒトの強い毒性も頭痛の原因となります。
拡張した血管を収縮させるにはコーヒーなどのカフェインが有効とされます。ただし胃腸の粘膜を更に傷つける恐れがありますので、飲みすぎに注意。
脱水しないようこまめな水分補給もしましょう。経口補水液やアクエリヤスなどの電解質と糖質が入ったものがベストのようです。
二日酔いにならない予防法は
二日酔いになる原因が分かりましたが、次の日のスケジュールや健康管理の面からも、自分自身を制御する習慣を身に付けた方が良さそうです。
どうしても不安が残る方は「へパリーゼ」など肝臓の働きを助けるドリンク剤を飲むのも効果的ですが、くれぐれも安心しすぎて飲み過ぎにはご注意を!自分の許容範囲を知りましょう。
年にもよりますが、0時過ぎまで飲み続けることは禁物です。飲み過ぎると脱水状態が進みますので、血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。寝る前にはコップ一・二杯の水分を摂りましょう。
また、迎え酒で乗り切る方もいらっしゃいますが、若い人はいいでしょうが、肝臓を更に過酷な状態に追い込みますので、疲れが蓄積されます。また、脂肪肝にもなりかねないのでできれば、週に数回は飲酒の休んで肝臓をいたわりましょう。
肝臓をいたわるには
アルコールの飲みすぎは肝臓の機能を低下させ、結果基礎代謝が働かずにメタボになってしまいます。肝臓にいいことをしていたわりましょう。
- 肝臓を温める:ホットカイロを右腹に貼る。血行が良くなり肝機能が高まります。
- 昼食後の昼寝:頭と足を上げて肝臓を一番低くして寝ます。血液が肝臓に集まり活発になります。
- 茶節(味噌とかつお節をお茶で溶いて飲む)が肥満を防ぎます。
「茶節」とは二日酔いや疲労回復に効果があるとして、昔から食され愛されてきた鹿児島の郷土料理です。
おわりに
二日酔いにならないためには、次の日のリスクを考えておくこと。そのためには肝臓の機能を助ける「へパリーゼ」などのドリンクを飲んで行のがいいでしょう。
もしそれでも飲みすぎた場合、二日酔いの頭痛・吐き気の最強の解消方法とは、回復するまで絶食(水分はどんどん摂ってください。あるいはフルーツ又はフルーツジュースのみの朝食になります。
二日酔いなのに間違っても迎え酒、朝からバクバク食べる習慣は控えるべきです。以上のことを念頭に置いて忘年会・お正月を乗り切って行きましょう!
PS.ちなみに管理人は二日酔いでなくても朝食はフルーツです。時間がない方は100%ジュースでも結構ですよ。添加物ができるだけ入ってないものを選びましょう。