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寒くなると、インフルエンザの流行が加速します。例年11月になると学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が少しずつ出てくるようになり、それ以降急激に患者数が増えていきます。

今年2018年は記録的な大寒波が拍車をかけ、インフルエンザが大流行しています。

患者数も一医療機関の平均が50名を上回り、九州の福岡など多いところでは70名を超える異常事態となっています。

まもなく、高校・大学の受験生や入社試験を受けられるご本人やご家族のみなさんにとっては、人生を左右する大事な時期が近づいてきます。

昨年末の1週間に医療機関を受診したインフルエンザ患者は、約101万人で、昨シーズンの同じ時期に比べても多くなっています。注意報レベルは10万人になります。

PS.2018年1月7日から1月13日の1週間のインフルエンザ患者は、約124万人と先週1週間より23万人も増えています。

この調子でいけば更に感染の拡大が予想されますので、大流行を避けるためにも、家族ぐるみでインフルエンザの知識と予防法をしっかりと押さえておきましょう!

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今日はそんな大事な時期を乗り越えるために、2018年の「インフルエンザの特徴と症状とメカニズム・予防法」、「隠れインフルエンザって何」などをチェックしていきましょう!

インフルエンザに感染する原因は何?

インフルエンザの感染の予防の基本は手洗いとうがいです。感染源に近づいたり、接触しても手洗いとうがいをしっかりと行うことで、感染から逃れることができます。

インフルエンザはどうやって増えていくのかその原因を知っておくことが最大の防御となります。

インフルエンザの感染経路は、「咳やくしゃみによる飛沫感染」と「インフルエンザウイルスが付着した部分に接触して感染する接触感染」の二つの感染経路があります。

飛沫感染

飛沫感染とは、感染者が咳やくしゃみをすることで空気中にウイルスが飛び散り、それを吸い込んでしまうことで感染することを言います。

咳やくしゃみをすると、ウイルスが1.5m~2m近くも飛ぶとされ、狭い空間の中に居る際は注意しなければなりません。

接触による感染

そして接触感染は、感染者の手にウイルスが付着している状態でドアノブ・水道の蛇口などを触り、非感染者の手がそれに接触、そのウイルスの付着した手で目や鼻、口に触ることで感染することを言います。

特に、冬は気温が低く空気が乾燥しているため、インフルエンザウイルスにとって居心地の良い状態となります。空気の乾燥により、喉の粘膜も潤いがなくなり、非常にインフルエンザに感染しやすい状態に陥ります。

その他のインフルエンザにかかる原因として、

・食べ過ぎ、飲み過ぎ
・睡眠不足、睡眠の質が悪い、
・お水を飲む量が少ない

などが考えられます。

規則正しい生活習慣を見直していきましょう。

今年の特徴とその症状は?

最近のインフルエンザの特徴は、インフルエンザA型の「香港型」「ソ連型」、B型の「山形型」「ビクトリア型」という種類が流行すると予想されています。

A型の症状としては、38度以上の高熱、突然の寒気、頭痛・腰痛などの身体の痛み、咳や鼻水などの症状が見られます。

潜伏期間は1日から2日。通常であれば、熱は2日から3日程度で下がってきます。

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もしも熱が下がらないなどの症状が4日以上続く場合は、肺炎や中耳炎といった病気を併発している可能性がありますので、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

B型の症状は、ほとんどA型と変わりはありませんが、A型と違って下痢や嘔吐、腹痛などの消化器系の症状が出ます。

B型のインフルエンザは、38度以上の高熱が出ない場合があり、風邪と間違われるケースいわゆる「隠れインフルエンザ」の場合があるので注意が必要です。

インフルエンザの予防法は?

お医者さんが毎日病院でたくさんの患者さんを診て風邪やインフルエンザにかからないのは何故だと思いますか?

お医者がかからない予防法として

1、マスクを頻繁に取り換える(取り替える時もヒモを外して、菌やウィルスの感染を防ぎます)
2、患者さんを診るたびにお茶などでうがい、あるいは飲んで喉や口内に入り込んだウィルスを流し取ります。
3、免疫力のつく食事を摂る。

などがあげられます。

お医者さんによっては、20分ごとに水を飲むだけ。そんな方もいますので、喉の乾燥を防ぐのが一番の予防策かも知れませんね。

予防接種により免疫力をつける

予防接種インフルエンザワクチンは、発病を100%抑えるほどの効果はありませんが重篤な合併症や死亡を少なくし、感染してしまった場合でも病状を軽めに抑えることが期待できます。

高齢者などの免疫力が低下している年代に対してワクチンは、インフルエンザ対策の大きな柱の一つとなります。

2015-16年シーズンよりインフルエンザのワクチンはA型2種類とB型2種類になりました。

従来の型に対しての免疫力を高めたわけではないですが、B型の種類が増えたことによって、より幅の広い免疫をつけられるようになったわけです。

予防接種の時期と回数

11月~12月上旬までに。ワクチンの効果が現れるまでには個人差がありますが、約2~4週間かかります。流行が始まる前に、余裕を持った接種をしましょう。

65歳以上の方は1回 費用は一部自己負担+公費※ただし、市区町村が設定している期間に限る

その他の方は1~2回。ただし、12歳以下は2回が適。全額自己負担(医療機関によって異なる)となります。

ウイルスの経路を遮断する

インフルエンザウイルスは、空気が乾燥している状態を好みます。ですから家を出る際はマスクを隙間ができないように着用することです。

マスクはウイルスを完全に通さないわけではありませんが、喉や鼻の粘膜を乾燥するのを防いでくれるため、着用は有効な予防法になります。

マスクは人混みに出た場合など、こまめに取り換えるのがベストです。取り替える際もひもに指をかけてできるだけ菌に触れないようにしましょう。

そして、家に居る際も、空気をできるだけ乾燥させないために、加湿器を利用して、適度な湿度(50%~60%)に保ちましょう。

なければ、洗濯物を部屋干ししたり、濡れタオルを干すなどしてお部屋の乾燥を防ぎましょう。

その他の予防法としては、できるだけ人ごみは避けるようにし、帰宅したらすぐに手洗い・うがいをすること。

また、常にお茶入りのペットボトルを持ち歩いて、小まめにうがいして飲みます。

インフルエンザウィルスや風邪のウィルスは胃から感染するのではなく、喉や鼻の粘膜からになります。

20分ごとに水やお茶などでウィルスを洗い流せば、感染から逃れられます。

更に免疫力低下を防ぐために十分な睡眠と栄養・バランスの摂れた食事が大切になります。

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また、市販されている「ウイルスブロック」「エアーマスク」など空気中のウイルスを除菌するグッズもありますので、首から下げたり、部屋置きなどしてウイルスを撃退しましょう。

咳やくしゃみなどの症状がある場合はマスクの着用やなければ、ハンカチで口元を押さえて、咳エチケットを心がけるのも、マナーになります。

外出から帰ってきたら、必ず石鹸で手の甲、手首、指の股、手のひら、指先と丁寧にこすり洗いをして水で洗い流しましょう。

隠れインフルエンザにご注意!

免疫力の弱い高齢者や幼児、まれに成人でインフルエンザにかかっていても高熱などの症状が出ない方がいます。

これらを「隠れインフルエンザ」と言い、高温や悪寒などのインフルエンザの症状がでないので、結果感染していると気づかずに外出し、多くの人と接触しまい、菌をまき散らしてしまうという一番厄介な状況になります。

熱も平熱であったり高くても38度くらいで、気づかない場合が多いそうで、体の節々や筋肉が痛いなど違和感があったら、病院で受診するのが「隠れインフルエンザ」を防ぐ最適な方法だといいます。

子供がインフルエンザにかかった場合の対処法

インフルエンザにかかった時は、突然38度以上の高熱が出たり、関節痛、咳などの症状が出ます。

インフルエンザは、発症から12時間から24時間以上経過していないと、検査をしてもインフルエンザ反応が出ない場合があります。

私の息子も熱が出て病院にかかりましたが、インフルエンザでないと診断されたにも関わらず、その晩に高熱が出て再び病院に行ったところ陽性反応が出てお薬が処方された経緯があります。

インフルエンザと診断された場合、抗インフルエンザ薬を服用することにより、発熱している期間は短くなり、症状も軽くなるわけです。

抗インフルエンザ薬とは、ウイルスの増殖を抑制するもので、発症から48時間以内に服用する必要があります。

発症から48時間以上が経過してしまうと、体内でウイルスが増殖しきった状態になりますので、この時間を過ぎてしまった場合は、ウイルスの増殖を抑制する抗インフルエンザ薬を服用しても、あまり効果が得られないというわけなのです。(だからといって、インフルエンザが治らないということはありません。)

この場合は風邪の時と同じですが、部屋をよく暖め安静にすることと、水分補給を欠かさないことがとても大切になってきます。

ところで、インフルエンザは、熱が上がったり、下がったりする場合があります。

多くは子供に見られる症状ですが、中でも抗インフルエンザ薬を服用していない子供によく見られると言います。

原因は定かではないのですが、インフルエンザが発症してすぐに解熱剤を服用すると、こういった症状が見られます。

熱が上がりきらないうちに解熱剤を服用してしまうと、一時的に体温は下がります。しかし、熱はウイルスを撃退してくれるものです。

体温を下げてしまっては、体内のウイルスを撃退することが困難となってしまうため、また熱が上がってしまうというわけです。

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熱性けいれんを引き起こした時の対処法

熱性けいれんは、生後約6ヶ月から6歳までの乳幼児に見られる症状です。これは熱が急上昇する時に起こりやすい症状になります。

ですが、この症状はすぐにおさまるため、気持ちを落ち着かせて子供の様子を観察することが重要です。

この症状が出た場合、次のことに気をつけましょう。

  1. まずは首の回りの衣服をゆるめることで、だいぶ呼吸がしやすくなります。   
  2. 次に、抱きしめたり、身体を強くゆすったりしないこと。
       
  3. 嘔吐しそうになった場合は、顔を横に向けること。
       
  4. 顔を横に向けることで、嘔吐物が気管につまって窒息するのを防ぎます。
       
  5. 最後に、けいれんしている時は、割り箸やタオルといった物を口の中に入れたり、飲み物を飲ませてはいけません。呼吸がしづらくなるのからです。
       

けいれんが始まってからの時間を計測していたほうが良いでしょう。けいれんが5分から10分以上続いている場合、あるいは短時間でけいれんの発作が繰り返される場合は、すみやかに医者の診断を受ける必要があります。

頭痛がひどい時はどう対処したらいいの?

インフルエンザの症状の一つに頭痛があります。この頭痛の原因は、プロスタグランジンという物質にあるといいます。

この物質は体内に侵入してきたウイルスを撃退する役割を果たしているのですが、同時に頭痛を引き起こしてしまうわけなのです。

インフルエンザの時は頭が痛いと夜もよく眠れず、とても辛い状態になります。

こういった時は、首の後ろ、脇の下、鼠蹊部(太ももの付け根)の辺りをタオルに包んだ保冷剤や水枕で冷やすことで、痛みが和らいできます。

とは言っても、ずっと冷やしているのもよくありません。熱が出るのは、防衛反応です。
40度で活動できなくなるインフルエンザウイルスを体温を上げて撃退している最中なのです。

ですから冷やしすぎはその作用を抑え、返って治りが遅くなってしまう可能性があります。
睡眠と痛みを取るために適度な保冷を心がけ、冷やし過ぎにならないように心がけましょう!

そして、市販されている薬を飲むのも注意が必要です。自分の判断で鎮痛剤を服用してしまうと、インフルエンザ脳症やライ症候群などの合併症を引き起こす可能性があるといいます。

これらの合併症を防ぐためにも病院で処方された薬を服用することが最善となるでしょう。

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おわりに

2017年、今期のインフルエンザは例年よりも流行が早まり、感染者が増えると懸念されています。

インフルエンザにかかっていても、症状が軽い場合など本人が気づかない場合もあります。知らないうちに周囲にばらまいてしまうようなものですので、症状に気づいたらマスクの着用でインフルエンザの蔓延を防ぎましょう。

日頃から手洗い・うがいなどの感染の予防を心掛け、バランスの摂れた食事と規則正しい生活リズムを送ることで、細菌・ウイルスに対する免疫力をつけることが最大の感染予防策になります。

以上のようなインフルエンザ予防と対策をして受験シーズンを家族で乗り切り、喜びの春を迎えましょう!!