クラシックギターの弾き方 練習は修行?!

40過ぎまで全くの無趣味。パチンコも麻雀、田舎に住んでいるのに釣りもしない。ところが、何を思ったのか45歳からクラシックギターを練習し始めました。

公民館のギター講座にふと参加してみたのです。趣味もなく、お酒ばかりの夜も寂しいと思ったのでしょうか。全くの初心者で、もちろんコードも音符も読めない状態で参加でした。

クラシックギター

音符が読めない、覚えられない

習い始めて4年が経とうとしていますが、今だに音符を読むのがたどたどしく、時折パニックに陥ります。年に1度の発表会もあり、この歳で脇汗をかきながら奮闘努力しています。

先月からの課題曲は「アグアドAguado Etude」。練習曲ですが、アルペジオがなかなか難しくて音符を追って行くのがやっとです。クラシックギターの練習はまるで修行のような日々でもあります。

頭が追いつかなく、途中、間が空いてしまいます。落ち着いてゆっくり確実に弾けるようになってから、軽快なスピードまで持っていきたいですね。がんばれ、まだまだ50歳。

youtubeでみつけました。お手本にしています。どなたの演奏かわかりません。「Aguado Etude a-minor アグアド イ短調練習曲 」

クラシックギターの弾き方

月2回のクラシックギターのレッスンを続けています。(1回が30分)今までの練習曲は、アレグレット、エチュード(Op31、NO.1)、ト長調のワルツ、Romanze、狂想曲(CAPRICCIO)、緑の木かげにて、ノクターン、舟歌 などです。

初めての曲は一つ一つ音符を探して鳴らすので曲にならないのですが、しばらくすると結構音楽になってくるのが、楽しいですね。

ところが、せっかく覚えた曲も数ヶ月すると見事に弾けなくなります。音と指で覚えていたのでしょう。記憶があいまいな上に、音符がまだ瞬時に読めないせいもあるからです。

でも、全然弾けなかった曲が弾けるようになる喜びは、また次の曲のチャレンジにつながります。 時間を忘れて夢中になるひとときです。

クラシックギター爪の手入れ 

看板業もしているので、木材を切ったり、鉄骨を溶接したりと、結構力仕事を伴う仕事があります。そんな時に気になるのが、右手の爪。

邪魔にはならないのですが、力が入れられなかったり、ふとした瞬間に剥がれないかたまに心配になります。

爪の長さとなめらかさは弦を弾く上で微妙な音色の違いがでますので、できるだけ短めにして、引く前には耐水ペーパー(1000番あたり)で磨きます。

特に内側が弦に引っかからないように手入れをして、日常生活にも支障がないように気を使っています。

クラシックギターの弾き方のまとめ 

先日、CAPRICCIO(M.カルカッシの狂想曲)を何とか合格しました。少しは自分の弾いた音の響きがわかるようになってきたようですが、右手の甲がまだ安定していないようです。

次の課題がF.タレルガのLAGRIMA ラ・グリマ(涙)です。

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3段まで、音符を拾うのに何十時間費やしましたが、、、。やたらシャープが多いので余計ややこしくしています。

先生の手の動きは早くて忘れてしまったので、youtubeを見て指の動きを確認しました。

ギターの練習、一歩一歩、まるで修行のような日々ですが、バラバラだった音が次第につながり、曲になった時、費やした時間と努力が報われます。

おわりに

音符を指で覚えてしまうと、折角音楽になってきたのに、忘れるのもはやく、一旦覚えた楽譜も数ヶ月すると忘れてしまいます。

完全に音符が読めていない証拠ですね。楽譜を読めるように声に出しながら指で押さえて弾いていくと頭にインプットしていくみたいです。

年を取るということは残酷なものです。努力を続けなければ、、、。認知症予防と脳のリハビリと思って、今しばらくクラシックギターに夢中になろうかと思います。