車用マグネットシート オリジナル自作の方法
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クレーン車のブーム(袖が伸びる部分)につける車用のマグネットシートを自作しました。

通常は直接ブームにカッティングシートを貼るのですが、レンタルのクレーン車なので、着脱ができるようにとマグネットシートのご依頼です。

イラストレーターで作ったアウトラインデーターをMimakiのカッティングプロッターCG60EXで看板用のカッティングシートをカットさせ、マグネットシートに貼っていきます。

今回の大きさは250mm×1300mmのマグネットシートです。
本日は車用のマグネットシート オリジナルの作成の二つの方法を解説していこうと思います。

用意するもの

  • イラストレーターで作ったアウトラインデーター   
  • カッティングプロッター   
  • カッティングシート各色   
  • サブシート(転写用)今回は和紙タイプ。透明タイプもある(強・弱粘)   
  • マグネットシート 車用  
  • スキージー(擦って水・空気を抜きながら定着させるハケ)   
  • 霧吹き用スプレー(水に中性洗剤数滴入れたもの)   

アウトラインデーター作り

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イラストレーターで作ったアウトラインデーターを準備します。実寸を表示させます。

自作データがない方は、ここでイラストレーターによりアウトラインデータを作ります。できるだけポイント数を減らすときれいな曲線ができるでしょう。

もちろん筆文字なんかもフォトショップで呼び込み、パス化してアウトラインデータを作ることができます。

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必要なカッティングシートを切る(通常はロールのままですが、1000mmの黒ロールでカッティングプロッターに入らないので、500mmでカット。100mm(500mmは太印)ごとに印がついています。

カッティングシート切り

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イラストレーターの中に入れている「Fine Cut Pro」というソフトを立ち上げ、カッティングプロッターと接続・読み込みます。

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MimakiのカッティングプロッターCG60EXでカット中

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赤いシートも切ります。

カス取り

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切り終えたら、いらない部分のカス取りを行います。カス取りは機械ではできませんので、自分でカッターの刃をあてて慎重に取っていきます。文字の部分を取って捨てないように!

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カス取り終了

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文字を転写するためにサブシート(今回は和紙タイプ)を貼ります。この時シワが寄らないようにスキージーで丁寧に空気を抜きます。

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マグネットシートを準備。寸法を計り、ハサミで切断します。

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カッティングシート貼り:乾式法

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大概はこちらの方法でカッティングシートを貼ります。ネックはシートの擦るのと下ろすタイミングの差により、たまに気泡が残ることがあります。

マグネットシートに文字が付いているサブシートをのせ、位置を合わせます。右端の裏地をめくり、十数センチカットします。

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位置が合っているか確認し、右の下地を取り去ります。ここから空気を抜きながら貼り付けていきます。

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裏地を左にはぎながら、右からスキージーで丁寧に空気を抜きながら貼り付けていきます。裏地ははぎ過ぎないように。気泡が入ります。

カッティングシート貼り:湿式スプレー式

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乾式は小さい気泡が残る場合があります。これをなくすためには手間がかかりますが、スプレー式をお勧めします。マグネットシート、サブシート共にスプレーで十分に霧吹きをします。

※湿式スプレー式の霧吹きの中身は水と中性洗剤数滴を混ぜるだけ。

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位置を合わせ、内側から軽くスキージーで空気と水を抜きます。一通り空気と水が抜き終わったら、今度は強く内側から外に向けて水を抜いていきます。透明シートの方が抜きやすいです。

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別色はトンボに合わせて後から貼ります。トンボを剥がします。

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出来上がり

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2枚のオリジナルのマグネットシートが出来上がりましした。今回乾式と湿式とやりましたが、乾式はスキージーのさばき方により多少の気泡が残る場合があります。

完璧な仕上がりにするには湿式で行うといいでしょう。どちらを選ぶかはケースバイケースですが、文字がびっしりある時には乾式、大きい面積のシートでしたら、湿式と使い分けるといいでしょう。

以上、車用マグネットシートにカッティングシート貼りの自作工程でした。

車カッティングシート貼りの記事はこちら