梅雨の時期など雨が続くと、部屋中閉め切りがちになりますので、換気ができない分湿気が溜まり、結果嫌な「ニオイ」が発生して困ります。

一度気になってくると、どんどん増してくるのが、「ニオイ」です。「スメルハラスメント」と言ってニオイがもたらすトラブルも増えているみたいです。
臭い

今日は 「香り・匂い・臭いの違い」「人工的なニオイが及ぼす影響」について考えてみようと思います。

「香り」「匂い」「臭い」の違い

「香り」は「いいにおい」の事。いい香りとも言いますね。

一方「ニオイ」には「匂い」「臭い」と二通りの漢字があります。

「臭い」は「クサイ」「ニオイ」と、二通りの読み方がありますが、どちらも不快なニオイの事。ゴミなどのにおいが好きな人はいないでしょうが、人によってはニオイに対する好みや感じ方が違うのではないでしょうか?

「匂い」こちらは好ましいもの、いい香りに使う言葉ですね。では、「部屋干し」のいやなニオイはどうでしょうか?おそらく洗濯物の乾ききっていない、嫌なにおいの方だと思いますので「臭い」となるでしょう。

香水の「ニオイ」は良い「ニオイ」「香り」?

香水のニオイ・香りは、一般的には「いい匂い」の方だと思うのですが、人によっては香水が嫌いな方もいらっしやるのではないでしょうか?(私がそうです。)

香水を好んでつける人は、自分では「高貴な匂い」「ニオイのおすそ分け」と思っているのでしょうが、周りからすれば不快な「臭い」に感じる場合が多々あります。

特に食事中に強い香水をプンプンさせる人が近くに来ると、途端に食欲がなくなりせっかくの食事も台無しになってしまいます。

暑い日に電車などで、汗と香水が混ざりあった香りを嗅がないといけない時は立ちくらみをしそうになります。

では、足のニオイはどうでしょうか?大多数の方は「くさい」と感じるので「臭い」で間違いないでしょう。

でも、極少数の方に「足のニオイフェチ」などの方もいたりして、一言で「におい」と言っても、時と場所、感じる人の趣味、嗜好により異なってくるようです。

管理人も足の爪を切る時、切った爪を無意識に嗅いでしまう悲しい習性があります、、、。

日常生活で気になる「ニオイ」を思い浮かべてみました。

気になる臭いベスト14

         

  1. 香水の臭い:高級な香水か何か知りませんが、強すぎませんか?新鮮な空気を奪わないでほしい。
  2. タバコの臭い:自分も喫煙していた時には臭いがまったくわからなかったのですが、密室や近くで吸わないで欲しい。
  3. コップの臭い:特に魚やあぶらくさいビールジョッキやコップ、お店でこのコップに出会うと、食欲が激減します。
  4. 口臭:歯周病ではなく、舌の磨きが足らないないのではないか?でも直接言う勇気はありません。
  5. 自分の脇汗:自分で嗅いでも臭い時があります。臭くない時もあります。汗は体調のバロメーター?
  6. 下半身のにおい(パンツ):50歳を超すと、おしっこのキレが悪くなります。終わった後に、少し出てくるような時があります。鍛えないと、、、。
  7. 靴のにおい:靴下を履かない人の靴、マナー違反です。自分の靴下の臭い、たまに嗅いでみたくなりませんか?安心してはいけません。たまに病的なにおいの靴に出会います。
  8. 足の爪:足の爪切りは頻繁にしないので、中に黒い塊が取れることがあります。これもつい嗅いでしまいます。
  9. 冷蔵庫のにおい:いろんな臭いの宝庫、雑菌が原因なのでしょう。妻がドアを頻繁に開けっ放しにしているのが一番気になる。
  10. 洗濯機・洗濯物のにおい:洗濯槽に付着しているのは、カビではなく、マイコバクテリウムという細菌だそうです。1週間に1度はお手入れを。フタを開けて繁殖させないように!
  11. タオル:家族で使うタオル、すぐ濡れて臭くなりませんか?おそらく乾いた状態から雑菌がいるのではないのかな?これも洗濯機が原因?
  12. 柔軟剤のにおい:家族は大好き、私は嫌いです。シャツの柔軟剤の匂い(私には臭い)が上がってきて、頭が痛くなります。「匂いなしの洗剤」&「天日で乾かす」が一番大好きです。
  13. 加齢臭:まだ、娘に言われませんが、枕など時々自分で嗅いでみます。
  14. 整髪剤のにおい:できればつけない、寝癖直しは極力無臭のを選ぶ。

危険なニオイ成分

テレビCMでも毎日宣伝しているせいか、人工的なにおいの商品が人気があるようですが、それがあたりまえに「いい匂い」と置き換えられ、なんだか「洗脳」されているような気がしてなりません。

同じニオイに惹きつけられる習性を利用した作戦です。

このニオイの元の成分には人体によくない成分(添加物)が入っているので、次第に私たちの体に蓄積していき、なんらかの影響を及ぼすと言われています。

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー反応はこれらの要因かも知れないのです。小さい子どもほど影響力が強いのではないでしょうか。

いい匂いと感じていても、その実態である添加物の危険性も知っておく必要があるようです。

プルースト効果

ニオイあるあるですが、ニオイや味で一瞬にして遠い昔の記憶を思い出すことはありませんか?

プルースト効果とは嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象のこと。

フランスの小説家マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』の文中において、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りをきっかけとして幼年時代の記憶が鮮やかに蘇るという描写から名付けられた。

はてなキーワードより抜粋

「香り」「匂い」「臭い」についてのまとめ

今日は「香り、匂い、臭いの違い」「人工的なニオイが及ぼす影響」など「ニオイ」について色々と考えてみました。

おそらく一般の人より私の鼻は「ニオイ」に敏感で神経質だと思います。

その分、余計な考えが浮かび、トラブルまではいきませんが、だいぶ損をしている面もあると思います。

でも、ニオイに敏感でないと、人間として本能である食品の腐敗がわからなくなったり、おいしいと感じる味覚・嗅覚も育たないと思うのです。

「ニオイ」は人間が生きていく上で、体に取り入れていいものか、悪いものかを見分ける大事な能力だと思います。

それが近年「ニオイの添加物」などの人工的な物質により、判断ができなくなくなってきました。

本物の匂い・味を隠すために何でも「添加物」でごまかしているのです。

このままでは人間の本能であるニオイを嗅ぎとる能力が失われていくのではないかと心配しています。

体にいいものか、悪いものかを見分ける力を養っていかなければ人類は滅びてしまうのです。

特にこれからの子供たちには見せかけ(ニオイのすり替え)ではない「ありのままのニオイ」の中で四季折々の季節の「いい匂い」を感じさせながら生活させたいものです。

関連記事
スメハラの対策方法は?各種グッズや効果的な伝え方まで!