ポジティブシンキング
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ポジティブシンキングとは、「物事を肯定的に受け止める思考」のことを意味しています。
日本では、作家の斎藤澪奈子氏による1993年の「超一流主義」で唱えられたことから話題となった言葉です。

ポジティブシンキングはものごと全てを良い方向に考える「オプティミズム(楽観主義、楽天主義)」と混同されることが多いのですが、実際には全く別物です。

オプティミズムの場合、起こった出来事すべてを良い方向に考えるのが一般的です。「なるようになる」というのも、この楽観主義、楽天主義のような考え方です。

しかし、ポジティブシンキングの場合は、目標達成のために、事前の準備・行動・改善なども必要となっており、「考えられるネガティブな要素への対応も想定した上で失敗したら仕方がない」という考え方になります。ですから「前向きに考える=ポジティブシンキング」とはならないのです。

 ポジティブシンキング

今回は、そんな将来の目標や人生に大きく影響をあたえる考え方「ポジティブシンキングの効果や、正しい実践方法」などについて調べてみました。

正しくポジティブシンキングをしていかないと、逆効果を生んでしまう場合もあるようなので、細かくチェックしていきましょう!




ポジティブシンキング、英語の意味とは?

「ポジティブシンキング」とは英語でスペルは、”positive thinking”となります。

この”positive”という英単語には、日本語で、

  • 明確な   
  • 確信して   
  • 自信過剰の   
  • 役に立つ、実用的な   
  • (数学的な意味での)正の、プラスの   
  • (医学的な意味での)陽性の   

などの意味があります。
そして、この”positive(ポジティブ)”の対義語となるのが、”negative(ネガティブ) “になります。

ポジティブシンキングを日本語で表すと

そんなポジティブシンキングを、日本語で分かりやすく表す言葉があります。
それが「プラス思考」や「積極思考」です。
積極思考、という言葉は聞きなれないかもしれませんが、「プラス思考」は良く耳にする言葉ですね。

ポジティブシンキングのリスク

一般的に、ポジティブシンキングというと「良いことだけを考える」「成功のイメージをする」思考だと思われがちです。

ところがポジティブシンキングに関する研究結果によると、ポジティブに考えるだけで良い結果が生まれるというわけではないようです。

それは、良いイメージだけをしていると、脳が「目標を達成した!」という勘違いをするためです。

この脳による勘違いにより、目標に対する努力や意欲をなくしてしまうリスクがありえます。

それを防ぐためには、ポジティブシンキングをしつつも、「ネガティブな状況」を想定し準備しておきます。
なぜならネガティブな考え方の全てが悪いというわけではないからです。

ネガティブな状況をイメージすることが出来れば、失敗に対する備えが出来ます。
そのため、ポジティブな考えだけの状態よりも、良い結果を残すことが出来るようになります。

ポジティブシンキング自体には大きな効果があるとされています。
しかし、それは「正しいポジティブシンキング」をした場合であって、「誤ったポジティブシンキング」ではリスクや弊害を生む恐れがあります。

それでは「正しいポジティブシンキング」とは、一体どのようなものなのでしょうか。

正しいポジティブシンキングと、その効果とは

正しいポジティブシンキングに必要なもの、それは「予想」です。
逆に誤ったポジティブシンキングの場合、イメージしているのは「空想」になります。

予想の場合は、過去のデータなどに基づいて、現実的、かつ客観的に未来を判断します。

その現実的な数値などを元に成功のイメージを持つことが「正しいポジティブシンキング」となります。

さらに、ポジティブシンキングを、「空想」ではなく「予想」として行い成功させるためには、

  1. 事前準備
    (成功するためのイメージを持つための準備)   
  2. 目標のイメージ
    (達成したい目標や、手に入れたい成功を具体的に考える)   
  3. 結果のイメージ
    (目標を達成したり、成功したりした場合に得ることの出来る結果を考える)   
  4. 成功の妨げとなるもののイメージ
    (成果を出すにあたっての不安要素を詳細に考える)   
  5. 計画
    (目的を達成するために何をするかを考える)   

などを具体的に考えていく作業が必要となります。
・成功への不安要素
・目的を達成するための計画

などが必要となるのが、楽天主義/楽観主義との大きな違いです。
つまり、成功を手に入れるためには、「なりゆきまかせ」ではなく計画的な努力も必要となるわけです。

そのため、正しいポジティブシンキングの場合、『現実的に実現可能な目標を持つ』ことが大切となってきます。

実現不可能な目標の場合、不安要素だらけとなり具体的な計画も立てづらく「空想」で終わるだけとなる可能性が高まります。
それを防ぐためには、『現実的に実現可能な目標を持つ』ことが重要なのです。

正しいポジティブシンキングを行うことが出来れば、仕事でもプライベートでも、成功の可能性が高まるでしょう。
そして、その経験を繰り返すことが出来れば、成功体験を積み重ねることが可能となります。

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ポジティブシンキングな人による、名言

いくら『現実的に実現可能な目標』だったとしても、時には不安になることもあるでしょう。

そんなときは、実際に「成功」を手に入れた人の名言を読んでみてはいかがでしょうか。
ここで、いくつか著名な人による名言を紹介します。

『「不可能」と言う文字は、愚か者の辞書にしか存在しない』(ナポレオン・ボナパルト)
細かい言い回しには諸説ありますが、多くの逸話を残し、世界的にも有名なナポレオンによる言葉です。
確かに、自分自身が「不可能」だと思ってしまえば、成功につなげることは難しいでしょう。

『行動は必ずしも幸福をもたらさないかも知れないが、行動のないところに幸福は生まれない』(ベンジャミン・ディズレーリ)
イギリスの政治家・小説家で、2期にわたり首相を務めた人物であるベンジャミン・ディズレーリによる言葉です。
行動の結果として幸福を得られる、という言葉には説得力がありますね。

こういった「ポジティブな名言」は、インターネット上でも数多く見ることが出来ます。
不安を覚えたり、迷ったりしたときに読んでみるといいかもしれません。先人の言葉は説得力があるので、目標に向かうモチベーションが上がります。

ポジティブリアクションとは

さらに、「ポジティブリアクション」という言葉も最近は注目を集めています。

「ポジティブシンキング」は未来に対する考え方ですが、「ポジティブリアクション」は、『現在の出来事を前向きに捉える』というものになります。

  • 車で事故に遭った   
  • 財布を落とした   
  • 仕事でミスをした   

というようなマイナス要素のある出来事が発生した際に使用します。

『ポジティブリアクション』では、マイナス要素のある場面で、ポジティブな要素を探すと良いでしょう。

例えば、
「怪我はなかったが事故に遭った」とマイナスに捉えるのではなく、
「事故に遭ったが怪我はなかった」とプラスに捉えます。

不満や愚痴を言っても状況が変わらないなら、前向きに捉えたほうが気も楽になりそうです。
日常的に『ポジティブリアクション』をすれば、ポジティブシンキングを強化することも出来るかもしれません。

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おわりに

ポジティブシンキング=楽天的、という考え方をしている人も少なくありません。

しかし実際には、はっきりした成功のイメージを持ち、計画と失敗への対策を練ったうえで行動するため、実に現実的な考え方です。
「目標は立てるが上手く行かない」
「たいてい成功を空想するだけで終わってしまう」

そんな人は、ぜひ、「正しいポジティブシンキング」を実践して空想を現実に導いてみてはいかがでしょうか。