年末の大掃除の一番忙しい時に娘と我が家の障子を張り替えました。高1の娘もすぐに要領がつかめてきました。

子供は勉強が仕事と言いますが、我が家では一番の勉強は「家のお手伝い」だと思います。

お手伝いを通して、子どもたちは将来の自分の家庭を想像し、家族の役割分担に気づくことができると思います。

今日はそんなお手伝いの一つ簡単DIY!自宅の障子の張替えを簡単にできる方法・張り方のコツなどをまとめてみました。

ぜひご家族でお試し下さい!大変な作業もみんなですれば楽しい時間に変わりますよ!

障子の張替に用意するもの


障子紙をはがす時
刷毛かスポンジ
バケツに水
ヘラ
障子紙を貼る時
障子紙
糊と刷毛
カッターナイフ(長定規)
霧吹き

障子紙をきれいに剥がす

障子はがし

よくストレス解消で障子を張り替える前にこぶしで破りますが、上手く剥がすにには破らない方が時間も速く、一度に剥がせるのでこちらの方が気持ちよくストレスが発散できますよ。

長年使い続けた障子は特に桟木にホコリや汚れが溜まっていたり、昔のノリの層が何層もあったりで結構頑固で剥がしにくいものです。

まず刷毛かスポンジに十分に水を含ませて、桟木部分に水を染みこませましょう。

障子が何枚もあるのでしたら、1枚1枚片付けるのではなく、水の染み込みに時間がかかりますので、同時に行っていきましょう。

障子はがし2

少なくとも2回は十分に水を吸わせ、そのうちに最初の方の障子紙を剥がしていきます。はがし剤を使ってもいいでしょうが、水で十分だと思います。

上からはがしていき、まだ、紙が残るようでしたら、水が浸透していない証拠です。

できれば古い下の糊まで障子紙と一緒にはがしていくのがいいでしょう。どうしても残ってしまった糊やら紙はヘラ(割り箸)で取ってしまいましょう。

同時に算木のホコリもスポンジなどできれいにしましょう。プロは外で水を流しながら算木や全体(ガラスなど)を洗います。

障子張り

障子のり付け

昔は障子用のりを刷毛につけていましたが、今は便利な専用のりがホームセンターに売っています。障子は紙の段差にホコリがたまらないように下から張っていきます。

1枚もの障子紙もありましたが、値段も3倍と高価ですので、ノーマルなやり方で行いました。中心から外側に向かって紙にシワが寄らないように張っていきます。

障子張り

一段目:ここで気が付いたのが、紙はのりがついた瞬間カッターで切れにくくなります。カッターは刃を折って切れ味のいい状態でお使いください。

きれいに張るコツ

障子切り

きれいに張るコツは、最初にすべての紙を同じ大きさに揃えて切っておくと作業も速くてきれいに仕上がります。
障子1枚分合計4枚切りそろえました。

糊で濡れた障子紙をカッターで切ると、きれいに切れないからです。

寸法をお間違えなく!ちなみに横94cmと縦が25cmにしました。

障子には裏表がありますので、表がつやつやした面になります。

張り終わり (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1枚張り終わりました。すべて高1の娘が行いました。

張り終わり

合計5枚の障子を張り終えました。まだダワダワしています。

完成と仕上げ

霧吹き

雨の日に障子張りをすると、乾いた時にピンときれいに張ると言われていますが、今日は天気は晴れですので、代わりに霧吹きを全体にまんべんなく吹きかけます。

完成

乾いたら見違えるようにピンと張りました。

おわりに

以上、娘の障子張り換えでしたが、初めてにしてはなんなくこなし、年の瀬に見違えるように部屋が明るくなりました。
娘のお手伝いのおかげでいい正月が迎えられそうです。

この後、車の洗車、自分の部屋の片付け、トイレ、換気扇の掃除、倉庫の片付けと家族みんなで協力して大掃除を終えることができました。
特に大学受験の息子も衛生管理も受験対策です。

自分の部屋と役割分担させて掃除をさせました。