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私の住む田舎でも少子高齢化が進み、限界集落という一方的・差別的な表現で烙印を押される地区が増えています。日本全国少子化が進んでいますが、それでも東京の人口は年々膨れています。

中央に膨れ上がる大都市と限界集落と烙印を押され、行政から見放されそうな集落。30年後消滅するかもと決めつけられた都市のこれからの方向性・消滅可能都市と限界集落問題 の対策を考えてみようと思います。

長い中央集権制度が崩壊し、地方行政改革「地方創世」が進められていますが、一方で30年後を見越した、消滅可能都市なるものが勝手に指定され、地方自治の自力の努力が試されようとしています。

国がこの不可思議な「消滅可能都市」を指定した真の目的は一体どこにあるのでしょうか?

地方創世のモデル

先日の「あさチャン」に登場、小泉進次郎国会議員が泊まり込みで訪ねたのが、鹿児島県の片田舎にある「やねだん(柳谷)集落」。

ここに唐沢寿明さんが演じた「ナポレオンの村」のアイデアにも引けを取らない、熱意のあるリーダーが実在していたのです。「豊重哲郎」さんという一介の区長さんです。

石破大臣「やねだん」(鹿児島県鹿屋市柳谷集落)視察

様々な困難(人、モノ、借金)にもめげずに行政に頼らない村おこしに見事に成功し、全国からその手法を学ぼうと視察研修が押し寄せ、その食事作りでまた村人が潤うのです。

管理人もこの「やねだん」に行き、その熱くて、涙もろい「豊重哲郎」氏に会い、講演会も拝聴し、涙を流しました。

地方再生
地方再生2

成功までには壮絶な苦労と乗り越えなければならない障壁が幾重にも待ち構えており、何度聞いても涙があふれる感動のエピソード、男に惚れるとはこのことだと思います。

彼のすごいところは、その情熱と地域おこしの手法を共に学び合い、全国から地域おこしを学ぼうと視察研修に来られた人々に教えあう合宿をしているところにあります。

研修受講費・食費など村に落ちてくるのもうまい仕組みですが、この精神に共感した者が近い将来、地方再生の核となり、全国に第二の豊重さんを排出していくことになるでしょう。

地方の貢献度

地方の貢献は豊かな森林が残っていることです。森林があることで、空気の浄化、温暖化が防止につながっています。また、森林は川、海に豊かな水産物を生み出し、都会に供給しています。

農産・畜産物を支えているのも地方であり、信用がない外国産のものと比べると異なり、安心安全に食すことができる。後継者不足に悩む農畜産物生産者にとって追い討ちをかけるのがTPP問題。

もしTPPに参加することになると、間違いなく日本の農業は崩壊してしまい、海外依存が増大し、将来安全の保証のない高い農畜産物を買わされることになるでしょう。今こそ田舎を見直し、消滅可能都市を減らすべく、地方の人材を育て上げ、地方を元気にすることがどこの国にも負けない日本を作ることになると思います。

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消滅可能性都市とは

消滅可能性都市とは子どもを産む人の大多数を占める「20〜39歳の女性人口」が2010年からの30年間で5割以上減る自治体のこと。日本創成会議が定義人口減少問題検討分科会の推計による「消滅可能性」のある全国の1800市区町村(政令市の行政区を含む)中の49.8%にあたる896自治体が該当するといいます。

■消滅可能性都市ランキングワースト11です。東北、北海道が多いようです。

1位 南牧村89.9 群馬

2位 川上村89.0 奈良

3位 今別町88.2 青森

4位 奥尻町86.7 北海道

5位 木古内町86.5 北海道

6位 神流町85.5 群馬

7位 夕張市84.6 北海道

8位 歌志内市84.5 北海道

9位 松前町84.4 北海道

9位 福島町84.4 北海道

9位 吉野町84.4 奈良

地方が生き残こる対策は?

地元空港の利用者にクーポン券を無料で配ったり、子どもの医療費の窓口負担をゼロにしたりするなど地域振興に知恵を競う総額4200億円の「地方創世交付金」の枠を目指して、各自治体の提案がほぼ出そろいました。

従来型のプレミアム付き商品券も目立ち「国主導のバラマキ政策」との批判もありますが、地方の特色や課題を最大限に活かした活用が期待されるところです。

朝ドラの「まれ」では都会から移住してきた一家が繰り広げる「田舎暮らしの」成功例と夢の実現のドラマですが、地方移住が流行りだしているのも確かです。

集まりすぎた中央都市から、田舎・地方を生き生きとさせるためには、こうした荒療治(起爆剤?)も必要かと思いますが、一時的なバラマキではなく、やがて芽を出し、大きな株となるような施策を展開して欲しいものです。

地方・都会子どもの将来と課題

都会・田舎・地方でも関係ないのが子供たちを取り巻く新しい環境が問題になってきています。

物質が溢れ、使い捨てられ、どこも同じような品物をおいているコンビニ、マニュアルどおりの対応のファミレス。個性のない一元化された町並み・店ばかりになってきました。

若者は貴重な一日を数時間もスマホやゲームに明け暮れる。LINEやツイッターで仲間はずれを生み出し、腹の探り合いをする。

物がなかった昭和のころとすると、実際殺人まで起きており、このような行為はとても健全とは思えない世の中になってきているのに、誰も止めることができない。悪いことは悪いと言い切れる大人・社会の秩序が必要とされています。

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おわりに

ナポレオンの村や豊重哲郎氏を見習い、自分たちでできることは行政に頼らない、時には行政と一緒に知恵を絞り、今まで築いてきた先人たちを尊び、これからの子供たちのために今ある資源と文化・伝統を残し明るく皆で手を取る社会を築いていかなければいけないと痛切に感じております。

今ある田舎の資源(経験・知識・知恵・もの・自然環境)などを生かした事業が求められているはずです。都会の人々の需要と田舎の資源の供給がうまく繋がれば、どちらにもWin Winの関係となり、発展していくことになるでしょう。

ひょっとすると、都会と地方の格差をこの文化や伝統の継承が解消してくれる方法かも知れません。PS.この問題は、難しいためこれからも追記していきますので、まとめはありません。永遠の課題です。