スピーチ

管理人は50歳を過ぎていますが、この歳になっても「あがり症」に悩まされ続け、「緊張」が日常生活に常に付きまとっている一人です。

今まで息子の小学校のPTA会長、市のPTA会長、○○委員会などたくさんの人前でスピーチや挨拶をする機会がありましたが、その都度「あがり症」の恐怖に悩まされてきました。

人一倍努力もしてきましたが、生まれつきでしょうか、緊張から解放されることはなく極度のあがり症は簡単には治りませんでした。

頭の中ではああ言おう、こう言おうとアイディアも浮かぶのですが、人前に出ると、途端にドキドキしてしまい、まとめたことの半分も言えなくなる始末です。

本音を言えば、人前でのスピーチはいつも途中で逃げ出したくなる心境に陥ります。

このままではいけないと思い、あがり症改善の糸口を見つけようと、緊張についてネットや本で調べるようになりました。

いろいろな方の体験談を見ていくうちに「緊張を和らげる薬」の存在を知ったり、クチコミで評価の高かった「緊張克服法」を実践することで、今まで抑えられなかった手の震えと極度の緊張が緩和されてきました。

それからというもの、緊張している自分を卑下するのではなく、むしろ緊張を受け入れ、(あきらめたわけではありませんが)淡々と伝えたいことだけに専念するようになり、次第にスピーチがうまくいくようになってきたように思います。

今日は「人前で緊張しない方法と手の震えの原因・震えを止める対策」について私の経験談を交えてお話ししようと思います。

この記事は私のように人前で緊張して手や声が震えたり、赤面したりするような「あがりに悩む人」に向けて、何らかの手がかり・突破口になればと思い書いています。

手の震えに悩む人は400万人もいる

「自分では意識していないのに手が震えるてしまう」「人前に出ると震えが止まらない」など手の震えに悩んでいる人は意外と多く、なんと日本に400万人にもいるそうです。

悩んでいるのは自分ばかりではないことはわかりましたが、手の震えが頻繁におこるようになると、料理を作ったり、絵や文字を書いたりする時など日常生活にも支障をきたすことになると大変ですよね。

一体何が手の震えの要因となっているのでしょうか?まずはそのメカニズムを知ることで対策を考えていきましょう。

手が震える原因とメカニズム

手を持ち上げて、ある場所に止めようとすると、「上げようとする筋肉」と「下げようとする筋肉」が交互に働きます。

一見、手は静止しているように見えるのですが、実際はわずかな上下運動が常に繰り返されているんです。

A4の紙を手のひらにのせて胸のあたりで静止させてみてください。

いかがでしょうか?小刻みに紙が震えていませんか?

これを大勢の人前でやってみるとどうなるでしょうか?

緊張したり、自分がふるえていることを意識したりすると、このわずかな震えが増幅していきます

これは「震え」という異常を意識したことで、自律神経が緊急事態に備えて筋肉の活動を活発にして、かえって震えを大きくしてしまうために起こると考えられています。

自律神経がさらに興奮してしまい、震えはどんどん増幅し、コントロールが効かない状態になってしまうのです。

スピーチ

不安がどんどん巨大化してしまうメカニズム、それは私たちの脳にヒミツがあると言われています。

その鍵を握っているのが「背内側前頭前野(はいないそく ぜんとうぜんや)」と呼ばれる部分になります。

「背内側前頭前野」は、人や他人の心を客観的に見る機能を持っている場所です。

警報装置のようなもので、何かの刺激があると、この警告を鳴らし、防御態勢をしいて緊張状態に陥ってしまうのです。

不安や緊張を巨大化させないためにはこの「背内側前頭前野」を鍛えればいいのです。

また、本人の意思に反して手が震える病気を「本態性振戦(ほんたいせいしんせん)」と言い、原因が不明の震えという意味になり、現代の医学でも解明されていません。

以上が緊張して手が震える原因・メカニズムとなります。

次にこの厄介な「緊張時の手の震えを止める方法」を実践してみましたので、参考にしてみてください。

緊張すると手が震える時の対処法

背内側前頭前野を鍛える方法

不安や緊張への連想を断ち切る訓練で「背内側前頭前野」を鍛えることができます。
1、座禅などのめい想をする座禅が一つのブームとなっているのは、不安や緊張といったストレスを克服しようという方が増えているからです。

座禅

長年座禅などのめい想を続けている人の脳は、通常の人に比べて「背内側前頭前野」などが分厚くなっているということが明らかになってきました。

これは、神経細胞が増えたためで、この部分の能力が強化されたと考えられています。

ただ、忙しい方にとっては座禅・瞑想など頻繁に行えないのがデメリットになります。
そこで、テレビでやっていた「瞑想法」をご紹介します。

2、1日15分間 脳のエクササイズ

◆手の震え・緊張を止める魔法のことば

不安や緊張から抜け出す魔法のおまじないがあります。
不安・緊張から抜け出せない時、手が震える時には、その時連想した感情に○○〇とくっつけます。
「自分はだめな人間だなぁ」→「自分はだめな人間だなぁ、○○〇
「スピーチが不安で仕方がない」→「スピーチが不安で仕方がない、○○〇
と心の中で唱えていきます。自分の心を客観視するスイッチが入り「背内側前頭前野」が鍛えられていきます。

薬の力で手の震えを止める

上記の方法でも緊張や手の震えが止まらない場合の奥の手になります。(併用すると効果は高まるでしょう。)

緊張の原因は自立神経にあることは前述しました。

自律神経が筋肉を活発にするために出す物質をブロックする「ベータ遮断薬(しゃだんやく)」という薬があります。

不安でたまらなかったら、精神科などに行ってみるのも一つの解決方法だと思います。

日本人は精神科と言うと偏見を持ちがちですが、欧米では心のちょっとした変化が生じると精神科に行って早めに快方に向おうとします。

私の場合、クラッシックギターを長年習っているのですが、自宅で弾く時はリラックスして気持ちよく弾けるのですが、年に数回ある発表会が苦手でたまりません。

クラッシックギターは左手でフレットを押さえながら、右手で6本の弦を弾いていくのですが、
これが左手と右手のタイミングが合わないといい音(音楽)になりません。

せっかく普段では弾ける曲も、人前では肝心の指が震えてしまい、弦をスムーズにタッチすることができなくなってしまうのです。

先日初めて処方された薬を服用して発表会に臨んだところ、完全とまではいきませんでしたが、何とか最後まで演奏できました

この成功体験を積み上げていくことで、薬の量を減らしていき、将来は薬なしでも緊張・手の震えを抑えることができればと考えています。

ちなみに私の薬は「エチゾラム」という薬で通称「デパス錠」とも呼ばれている緊張を止める薬になります。

副作用はほとんど感じません。もともと妻の母に処方された薬を寸借したものです。(その後病院で処方してもらう。)

ネットの口コミで有名な「インデラル」という薬も以前飲んでいたのですが、こちらは「体が重くなる」「頭が痛い」「口が渇く」などの副作用があったので、現在使用していません。

また、インデラルは心臓などへの副作用があるため、心臓の病気やぜんそくなどをお持ちの方、高齢の方などは注意が必要です。必ず医師の診断を仰いでご使用ください。

おわりに

最後にもう一つおすすめの方法です。スピーチなどで手の震えが止まらない場合、私は原稿を無理に記憶せずに一言一句読みあげるようにしています。

原稿が薄い用紙の場合、震えが伝わりやすく、それに気づくと更に震えを助長してしまいがちになります。

ですから名刺くらいの厚い用紙に原稿を印刷します。大きさはA4の半分くらいを二つ折りにすると、全然揺れが気にならなくなります。

ここで注意したいのが、原稿ばかり見ていてはいけません。文章・段落の区切りに赤線で印を加え、そこで聴衆を見渡します。

すると、聴衆は自分に話していると思い、あなたの話に耳を傾けるようになるでしょう。

あなたの話は説得力を増し、いつのまにか緊張がほぐれていくはずです。

要点をまとめると
1、座禅・瞑想などで自分の心を客観視する「背内側前頭前野」を鍛える。

2、気軽に医者に通い自分にあった薬を処方してもらう。

以上、今日は緊張時の手の震えの原因と震えを止める対策をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

冒頭にも述べましたが、手の震えに悩んでいる人はあなただけではなく、400万人もの方がいるのです。

ほとんどの人が緊張を味わいながらも、練習を重ねたり、座禅を組んだり、瞑想にふけったり、それでもダメなときは薬を飲んだりとしながら、乗り切っているのです。

緊張を受け入れ、開き直り、等身大の自分に気づくことで、恐怖や悩みを少しずつ克服していっていただきたいと思います。

PS.本日小学校の催しで来賓であいさつをしました。「エチゾラム」という薬(通称「デパス錠」)を1時間前に飲み、震え・緊張をとる「魔法のことば」を待っている間唱えてみると 、壇上で上がることもなく、最近気になっていた「手の震え」と「口の渇き」も感じることなく滑舌もスムーズに行えました。(2017.2.22)

成功を体験すると心が晴れ晴れしてきて、自分をほめてあげたい心境になります。
今後も一つ一つ成功体験を重ねていき、自信を付けていきたいと思います。

管理人おすすめの緊張を抑える教材

薬に頼らずトレーニングで手の震え・緊張を克服したい方

こちらのあがり症改善プログラムはネットで一番売れている教材になります。

私も実践していますが、この教材を実践していくと緊張する自分を傍観する余裕が生まれ、自分の存在を肯定できるようになりました。

どんな教材でも、実践者によっては、途中行き詰まることも少なくありません。

そんな人のために3カ月間の小島氏のメールサポートが付いていますので、疑問・不安に対して回答してもらえます。

私も数回でしたが、メールで質問させていただきましたが、筆者である心理カウンセラーの小島氏に直接返事をいただいただけで気持ちが楽になり、がぜんやる気がでてきました。

100%満足保証サービス

更にこの教材よほど自信があるのでしょう、万が一教材内容に不満があれば、驚きの全額返金保証が付いています

教材の内容を実践したにも関わらず、全く効果がなかった場合、 全額が返金されます。
(教材を読むだけ読んで、 ほとんど実践しないまま返金を求めてくる人はNGです。)

私も様々な教材を実践してきましたが、ここまで実践者のことを応援し、効果を保証している教材は見たことがありません。

なぜ、こんな大胆な事ができるのでしょうか?

それは簡単です。満足させる自信があるからです。

では、試せば「誰でも確実に緊張が緩和できます!」といった事はお約束できません。

しかし、あなたが「あがり症改善プログラム」を通して、緊張を緩和する知識ややり方を身につけるためのガイドとして利用すれば、頼りになる存在になるでしょう。

このプログラムは正直、簡単に身につけられる技術でもありません。それなりの継続と努力が必要です。

しかしこの技術を一旦身につけてしまえば、一生使うことができます。

焦らずに実践し、一度成功体験を味わえば、自分のがんばり次第でどんどん自信がついていくでしょう。

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その知識と技術は人生を変える、という言葉にふさわしいものとなるでしょう。

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