最近熊本の阿蘇山も噴火が活発になってきました。
御岳山の突然の噴火は誰も予測していなかったために、たくさんの方が命を落としてしまいました。

生死を分けたのは運もあったと思いますが、然るべき装備と心構えが重要なポイントのようです。

今日は初心者の登山に最低必要な装備と心構えについてまとめてみました。

管理人も若気の至りの苦い体験があります。20代の頃、軽装で夜の霧島連山に一人で登り(絶対禁止です)、何事もなかったのですが暗闇の中非常に寒くて心細い一晩を過ごした経験があります。

以後、二度と馬鹿な真似はしていません。息子が登山部なので、山を侮らないためにも苦い経験を話して伝えました。

最低限必要な装備は?

  • とにかく頭を守るヘルメット。最近では軽くて小さいものも市販されています。リュックの中に入おくだけでも。   
  • サングラス:火山灰の侵入を防ぐカバーが付いているもの。
       
  • ステッキ:足元の確保が大事。
       
  • ネックウオーマー(スカーフ):火山灰を吸い込むのを防ぐ。両手が使えるので移動しやすい。   
  • 水:重くて場所をとりますが、人間に必要不可欠です。水筒・ペットボトルなど小分けして飲みすぎないよう計画的に飲みましょう。

予測不能の場合はどうする?

  • 何もないときはリュックでとにかく頭を守ること。   
  • 今回の御嶽山でもリュックの中の水筒で助かった方がいました。   

京都大学防災研究所によると、今回の御嶽山の爆発は予兆は把握していたのですが、まさか警戒レベルだということを想定・発表できなかったことに、研究の未熟、遅れを痛感しているとのことでした。

おわりに

登山の前には最低、上記の装備など、万全の準備を整えましょう。特に初心者の方で活火山に登る前にはネットで情報、状況を確認する必要があると思います。

気象庁HPから入り、防災情報⇒火山の状況に関する解説情報