
筆者は初代薪式の「窯焼名人」を購入
生まれて初めてピザ作りに挑戦。
以来、毎回レシピを変えて、ピザ道を追求しています。
生地作りの問題、焼き加減など、まだまだ課題が残っていますが
これもピザ作りの醍醐味の一つ。
この記事では、家庭用のピザ窯を購入したいと考えている人に
「ガス式」、「電気式」、もう一つ「薪式」のどれを選べばいいか、
それぞれのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
あなたにぴったりのピザ窯が見つかると幸いです。
初めにENROのピザ窯「窯焼名人」シリーズの
ラインナップを一応紹介しておきます。
① 最新機器電気式窯焼マスター(電気式窯焼名人は売り切れ中):室内・キッチンで手軽に焼ける家電
② ガス式窯焼名人2:煙なしで安定した仕上がり
③ 窯焼名人2(薪式):初代をさらに使いやすく進化。薪式にこだわる方用
④ 窯焼マスター:薪とガスの二刀流でTPOで使い分け可能(今回解説は省きます)
①「電気式窯焼マスター」のメリット・デメリット
前作「電気式窯焼名人」の主な口コミ
- 「400℃の高温で焼けるので、自宅で本格的なピザが作れる!」
- 「20分の予熱だけで準備ができるのは手軽で便利。」
- 「ピザの耳がしっかり膨らんで、カリッとフワッとした理想的な仕上がり!」
- 「操作はシンプルだけど、モードを選んだ後の細かい調整が面倒だった…。」
- 「最大温度が400℃なので、ナポリピザを焼くには少し物足りないかも。」
- 「焼き上げの際にピザを回転させる作業が必要で、初心者には少し難しい。」
「電気式窯焼名人」の評価は高いものの、温度設定の自由度や焼成時の手間に課題があったことがわかります。
そこで登場したのが、「電気式窯焼マスター」。
電気式窯焼マスターは、前作の課題を解決し、よりスムーズなピザ作りを実現する進化を遂げています。
「電気式窯焼マスター」のメリット
✅ 進化のポイント
- 450℃の高火力で短時間調理を実現。ナポリスタイルのピザもお店レベルの焼き上がりに。
- 温度記憶機能により、次回以降はワンタッチで好みの設定にアクセス可能。
- ダイヤル式操作で初心者でも感覚的に使えるデザイン。
モード設定の多様性と調理の幅
電気式窯焼マスターでは、6つの焼き方モードが用意、ピザの種類や調理スタイルに応じた設定が可能です。
- NEAPOLITAN(ナポリスタイル:450℃、90〜120秒)
- PAN&PIZZA(厚い生地向け:260℃・280℃、9分)
- NEW YORK(ニューヨークスタイル:255℃・245℃、7分30秒)
4.THIN&CRISPY(クリスピーピザ:270℃、5分)
5.FROZEN(冷凍ピザ用:250℃・280℃、14分)
6.DIY(温度記憶機能付き自由設定)
電気式窯焼名人も同じく6つのモードを搭載していますが、温度記憶機能がないため再設定が必要でした。
マスターはこの不便さを解消し、さらに高温モードでプロの味を再現できます。
使い勝手。直感的な操作
口コミでは、「名人」のタッチパネル式操作に対して「操作がやや複雑」という意見もありました。
電気式窯焼マスターでは、ダイヤル式操作を導入し、直感的な温度・タイマー設定が可能になっています。
デザイン性
- ブラック基調のスタイリッシュな外観はキッチンに馴染み、インテリアとしても映える仕様です。
安全性と保温性能のアップ
セラミックファイバー断熱材を使用し、高温でも外部の熱を最小限に抑えます。
電気式窯焼マスターは450℃に対応、断熱性能が強化され、より安全に使用できる設計になっています。
予想されるデメリットとその改善点
口コミを基に、「電気式窯焼マスター」に期待されるデメリットを考え、それに対する改善点を挙げます。
1. 予熱時間が長い?
- 名人は予熱20分でしたが、マスターは高火力仕様のため25分に増加。
- しかし、450℃で90秒調理を実現できるため、トータル調理時間はむしろ短縮されています。
2. 価格が高い?
- マスターは59,980円。ENROの中で2番目に高価。
3. 操作が複雑?
- 新たに採用されたダイヤル式操作で、誰でも簡単に設定できるため、初心者でも直感的に使えます。
「電気式窯焼マスター」人気の秘密
なぜ「電気式窯焼マスター」なのか?
- 450℃の高火力でお店レベルの焼き上がりを自宅で楽しめる。
- 短時間調理でホームパーティーや大人数の集まりでもスムーズな提供が可能。
- 多彩なモードと温度記憶機能で料理の幅を広げ、初心者でも簡単に本格調理ができる。
家の中で使いえるから毎日の料理の腕があがる
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電気式窯焼マスター
②【ガス式窯焼名人2】のメリット・デメリット
ガス式窯焼名人 メリット①:煙対策
【ガス式窯焼名人】は前作「窯焼名人」の煙の問題に対処。
燃料はLPGガスなので煙を出さずに
400℃の高温で本格ピザを焼くことができます。
出るのはピザの焼ける匂いと熱だけの発生となります。
なので、今まで「煙」がネックで
購入をためらっていた方も
都心のマンションのベランダ
テラスや密集した都心の住宅街の戸建の庭でも
周りを気にせず、ピザ焼きに興じることができるようになりました。
燃料はLPGガス。
LPGガスボンベだけでなく、OD缶とCB缶もOK。
※※ ガスホースと接続金具は別途
自分で用意する必要がありますのでご注意ください!!
■必要なものがすべてセットに
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ガス式窯焼名人2スターターセット
ガス式窯焼名人 メリット②:温度調節と焼きムラの解消
初代「窯焼名人」のデメリットであった
「温度調節の難しさ」が
ガス式なら微妙に調節ができるので
温度管理が格段に簡単に。
更に
今まで「フタを開けて回転」を
2・3回していた手間がなくなり
丸いピザストーンを手動で回転させて焼くので
綺麗に焼くことができるようになりました。
燃料がペレットの場合の火加減や補充、焼きむらなどのデメリットを
一気に解消してくれました!
ガス式窯焼名人 デメリット①:別途購入
燃料関係を自分で別途購入する必要がある点。現在セットになっています。
ガスホースと接続金具。アウトドア用に持っている方はそのまま活用できます。
ガス式窯焼名人 デメリット② アウトドアの醍醐味が…
目の前で、薪を仕込んだり、火加減の調整など、ピザ職人の腕の見せ所が無くなる可能性があり。
ガス式窯焼名人 デメリット③ 価格面
本体自体が少し高め。
更にガスホースと接続金具を合わせると「窯焼名人2」より高くなります。
「窯焼名人」の煙対策に
↓ ↓ ↓
ガス式窯焼名人2
③薪式(初代窯焼名人)のメリット・デメリット
庭付きの一軒屋の住宅や広場やキャンプ場でもっとも効果が期待できます。
初代窯焼名人の メリット①:アウトドア料理の醍醐味
BBQほどの燃料も手間もいらず、わずか数十分でまるでお店で焼きたような本格的ピザ作りが体験できる。
燃料の補給・火加減の調節、ピザの回転・取り出すタイミングなど、熟練の技を磨いたり、披露することができる。
初代窯焼名人の メリット②:価格の面
ガス式と比べると、割安感がある。シンプルな構造で壊れにくい。
窯焼名人のデメリット①
・燃料が薪の場合、燃えカスが出て、具材に入るのが気になります。
・薪・ペレット両方共に大量の煙が出ます。
なので、マンションや集合住宅・ベランダでの使用は無理、トラブルの原因になります。
風が強いときは、風よけ・風向きの調整など対策が必要。
窯焼名人のデメリット②
・燃料の残りカスや灰が残るので、持ち帰ったりする必要がある。
・ススが内部や煙突に付着するため、定期的に掃除をする必要あり。(4・5回に一度くらいか)
「窯焼名人2」の改善点
購入者の声をフィードバック
・三本足で安定性が良くなった。
「窯焼名人2」の デメリット①
・煙は出るので、集合住宅のベランダ等では無理。
「窯焼名人2」の デメリット②
・保温性を上げるため、入口が小さくなったせいで
チキンの丸焼きなど、食材の大きさが制限されます。
やっぱりシンプルに薪式で焼きたい方は
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ピザ窯 ENRO【窯焼名人】ガス式、電気式、薪式のまとめ
以上、ガス式、電気式、もう一つ薪式の
それぞれのメリット&デメリットについて
忖度の無い意見を述べました。
①手軽に本格ピザを焼きたい・失敗したくない方は
⇒ガスか電気式
②あえて焼き手の腕を見せたい方
⇒薪式
・窯焼名人2(薪式)
・窯焼マスター(デュアル)
と結論付けました。
いずれにしても、
燃料の好み、作業工程が選ぶポイントとなるようです。
あたなの趣味・好み、使う人数やTPOに合わせて合わせてお選びください。
ちなみに、筆者は2台目を買うなら
電気式窯焼マスター