ENRO スキレット シーズニングのやり方を実演レビュー

ENROスキレットを今から購入しようと考えている方へ

コロナ以降、すっかりピザ作りに沼り、ENROのピザ窯シリーズ「窯焼名人」を愛する男、管理人の山さんです…。

以前から欲しかった「ENROのスキレット」を購入したので、早速「初代 窯焼名人」でその使い勝手を試してみました。

スキレットの性能を最大限に引き出すために、このガイドでは、初心者でも簡単にできるシーズニング方法から、スキレットを長持ちさせるコツ、実際にシーズニングしてみた結果まで、詳しく解説します。

おわりに、「窯焼名人」を冬の間使っていなかったので、ピザ窯のメンテナンス・お手入れの仕方も解説してまいります。

「ENROのスキレット」のパッケージ。

鋳物なので、しっかりと緩衝材に包まれていました。

木製の受け皿と取り外し可能な取っ手とシーズニングのチラシ。

初心者でも簡単にできる、ENROスキレットのシーズニング方法

シーズニングとは、スキレットの表面に油膜を作り、錆び防止や非粘着性を高めるための処理です。

スキレットの寿命を延ばすためには、定期的なシーズニングが欠かせません。
使用後は必ず洗い、完全に乾燥させた後、薄く油を塗っておくことがポイントです。また、酸性の食材を長時間放置しない、金属製の調理器具の使用を避けるなど、スキレットに優しい使い方を心がけましょう。シーズニングの回数を重ねるごとに、スキレットの表面はより滑らかに、そして非粘着性が高まります。

①シーズニングに取り掛かります。煙が出るので外で行いました。

外用でほこりをかぶった錆びだらけのコンロで失礼します。

ENRO スキレット

まずスキレットをコンロにかけて十分に加熱します。

手で触れるくらいに冷ましてから、鋳造後にコーティングされた油などを洗剤で洗います。

 

しっかりと金たわしと洗剤で洗います。

取っ手や裏面、側面、取っ手も洗います。きれいに水洗いして水を切ります。

コンロに火をかけ、水分を飛ばします。

サラダ油(オリーブ油)をクッキングペーパーで全体に塗ります。
もちろん、側面裏面にもしっかりと油をなじませます。

ENRO スキレット

火をつけてサラダ油塗りの2回目。これを3回繰り返します。

 

 

3回目のオイル塗りが終わったら、油をしいて野菜のくずを炒めていきます。

十分に炒めたら完成。だいぶ表面が黒っぽくなってきました。

再び洗剤で汚れを落として、水洗いしシーズニングこれで完成です。

ENROのスキレットで「豚ヒレ肉のロースト」

早速、ENROのスキレットで「豚ヒレ肉のロースト」を焼いてみました。

豚ヒレの両面に塩コショウをしておきます。

燃料は木製ペレット。すぐに火が付くので重宝しています。

バーナーで着火してフタをします。

中が生焼けだといけないので、アルミ箔で覆い、蒸す感じ。

仕上げに表面に焼き色を付けて

ENRO スキレット

ローリエとイタリアンパセリが焦げてしまい、お肉についてしまいました。汗。

豚ヒレローストは焼いた後、アルミに包んで数分放置して内部まで熱を入れます。

その間に味付きホタテ(ボイル済み)の両面を焼いて完成です。

実際にENROスキレットをシーズニングしてみた結果

実際にENROスキレットをシーズニングしてみたところ、最初は食材がくっつきやすかったものの、数回の使用とシーズニングを重ねることで、明らかに食材がくっつきにくくなりました。

特に、肉を焼く際の焦げ付きが少なくなり、洗う際の手間も減少。また、頻繁に使用することで、スキレットからは自然な鉄分が食材に移行し、より健康的な調理が可能になりました。

定期的なメンテナンスで、ENROスキレットは長く愛用できそうです。

ENROスキレットを使いこなすためには、正しいシーズニングが欠かせません。このガイドを参考に、スキレットの性能を最大限に引き出し、美味しい料理を楽しんでくださいね!

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ENROピザ窯「窯焼名人」のお手入れ・メンテナンス

ホコリを被っていた初代「窯焼名人」。久々使うので、ススやホコリと除去していきます

内部のススを落とすには、柔らかくて長い真鍮のブラシがよさそうですが、ないのでペンキ用の筆とブラシで代用。

手や服が真っ黒になるので、汚れてもいい服で行ってください。

結構ススが内部にこびりついています。

煙突の内側や屋根の部分にも結構こびりついているので、ブラシで落とします。

だいぶきれいになります。

煙突の内側まですべてのススを落として、最後にブロアーで吹き飛ばしてメンテナンスは完了。

桜とヤマモモの花が咲く中行っています。だいぶ夕暮れが近づいてきました。

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